こんにちは。日本肌育学会の山本です。
ゴールデンウィークも終わり、日常が戻ったかと思いきや、もう週末
今週末は来週からの本格始動に向けて、体をゆっくりさせてくださいね。
今日は、クレンジングオイルと台所用洗剤が同じ仲間♪
ということを書いてみたいと思います。
「え~そんなわけないでしょ」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
信じたくないと思いますが・・・
残念ながら真実です
まずは、両者の主成分合成界面活性剤って何でしょう?
水と油の境界面を活性化(混ぜて乳化させる)して、油汚れをとる働きをするもので、天然と合成(ごく少量の天然成分を核として化学合成したもの)があります。
もっと別の言い方をすれば・・・
油を含む汚れを水でも洗い流せるようにするために安価に化学合成しているものだとも言えると思います。
肌にとっては優しいとは決して言えませんね。
そして、合成界面活性剤30~40%を水に溶かした台所用洗剤。
10~20%の合成界面活性剤を油に溶かしたクレンジングオイル。
見かけは違っても中身は同じなのです。
台所用洗剤は食器の油よごれをとり、クレンジングオイルは皮脂とメイクの油よごれをとるのが役目
色や香りや容器が違ってるだけで中味は同じなのですから、お肌にとっては余分な脂までスッキリとってしまい、乾燥肌になるはずですよね。
合成界面活性剤の危険性については、ネットやYahoo!知恵袋等で知ることができますので、ぜひ、検索してみてください。
合成界面活性剤についてよくないのはわかったけれど、実際どうしたらいいの~と思われるでしょう。
合成界面活性剤入りの台所用洗剤を使わないためには・・・
①まず、お皿についた油汚れは、別にふきとるなどする。
②洗剤を使わなくて良いスポンジや布を使い、ぬるま湯で洗う。(肌にトラブルのある人は、特に直接素手で洗いものをしないほうが良いです。肌の表面から入ってきますから)
※魚の油など臭いも気になる時は、重曹を使用するのも良いですね。
合成界面活性剤入りのクレンジングオイルを使わないためには・・・
①ファンデーション等長時間くずれないものを使わず、基本的に石けん等の水洗いで落ちるような、優しいものを使う。
メークは特に身だしなみを整える意味で全くしないわけにもいかないかもしれませんので、せめて、つける化粧品を優しいものにしたいところです。
今の世の中で0(ゼロ)にできないのが、化学物質。
だとしたら、必要最小限に抑えてみませんか?
合成界面活性剤の宝庫ともいえるシャンプーでさえ、工夫次第で20~30種類入っているものを2種類ぐらいに抑えてる商品もありますよ
また、化学物質は絶対無理という方は”湯しゃん”がオススメですその場合は信頼のおける精油も一緒に使うと良いですね
自分のできるところから、取り組んでいけばイヤになりませんし、長続きします。
毎日のことですから、積み重ねが大切だと思います
自分の好みや考え方に合わせてチョイスしていきましょ♪
選ぶ目を持っていれば大丈夫です