農薬汚染度の低いものはアボカド! | 暮らしに虹をかける会

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こんにちは、吉冨です。


先日、お友達のうちで野菜の話になった時に、「地元のもので旬な物を食べるといいよ。でも輸入であっても、俺が良く食べるのはアボカドです。これは今のところおすすめですよ。栄養価も本当に良いし、農薬汚染も低いから。」と言いましたら、結構驚かれました。ということで、再度アボガドについてまとめましょう。





EWG(Environmental Working Group)というアメリカの人気サイトがあります。
http://www.ewg.org/foodnews/


こちらのサイトでは毎年、定番の生鮮食品の残留農薬ランキングを発表しています。アメリカ農務省とFDA(食品医薬品局)による残留農薬試験データを元に分析しています


2014年度の「Clean15」(農薬の少ないきれいな15商品)では、1位が「アボカド」だったようです


アボカドが日本に輸入されるときにはポストハーベスト処理はされません。ただし、虫の懸念があるときは、揮発性のある燻蒸剤を施します。なので、有機アボカドを輸入しても燻蒸されると、有機にならないため、店頭で有機アボカドはなかなか目にすることがありません。(あ、でも燻蒸処理をしても有機とつけている商社もありますよ。)


野菜の栄養についてですが、アボカドはとても栄養の多い果実のひとつです。世界一栄養価の高い果物としてギネスブックにも記録されていますね。

http://www.nzavocado.co.nz/online/nutritional_benefits.csn


良質な脂肪分を多く含み、特にオレイン酸が動脈硬化を予防してくれ、老化防止に役立ちます。また、放射性物質であるセシウムから防御するカリウムも多く含まれています。他にもビタミンEやビタミンA・C、マグネシウム、リンなどのミネラルを多く含んでいる最強の作物です。


だからといって、アボカド油はおすすめしません。あくまで一物全体としてそのままのアボカドをとりましょう。アボカド油になると、ステロイドホルモンへの影響が懸念されます。


メキシコ産のアボカドの旬は5月~7月です。日本産のアボカドは11月~2月ぐらいでしょう。


アボカドは果皮に張りとツヤがあって、ヘダが取れておらず、ヘタと果皮の間に隙間がないものが良いでしょう。また、アボカドは自宅でも栽培できるようです。調べてみてください。


ちなみにアメリカにおける残留農薬の多いワースト1位は「りんご」、2位「いちご」ということでした


※参照:http://www.ewg.org/foodnews/list.php