「過去の経験が生かされて
被災地へのサポートが
昔よりもスムーズだった」と
阪神大震災と今回の地震を
体験した方が言っておられた。
私が体験した
阪神大震災は29年前。
あの時の経験が生かされていたなら
本当に良かったなと思います。
当時の経験でしか
語ることが出来ませんが
あの時、役立ったことを
書いておきます。
自宅は全壊。
1階リビングは、20cmほど
地割れしていましたが
家自体は潰れることなく
形を保っていました。
地震後1週間程度は
近所の高校で避難生活。
その後、自宅に戻った時
常備していて役立ったもの
を書いておきます。
■電池
全く手に入らない時期が
割と長く続いた記憶がある。
■ろうそく、ライター
ライフラインが全て整ったのは
3月始めでした。
電気と水道は、割と早かったけれど
夜の真っ暗闇は、恐怖です。
ろうそくの灯りだけでも心が安らぐ。
火事が怖いので、大き目の
お菓子の缶の蓋を用意して
お皿の上でろうそくを立てました。
■ラップ・アルミホイル
お皿にラップして使用すると
洗わずに済む。
アルミホイルは、足にまくと
保温効果があるそうです。
■新聞紙
これは何かと役立ちます。
■スリッパ(靴)
枕元に常備しています。
■その他
ペットボトルの水、缶詰
懐中電灯、ソーラー式ラジオ
簡易トイレ
(私は通販で5000円で買いましたが
はペットシートとビニール袋で
代用できそうです。)
歯磨きシート(液体歯磨き)
紙パンツ、生理用品 etc…
日頃から
トイレットペーパーや
マスク、カイロは
多めに買って常備してます。
多少の現金もあるといいですね。
■最近、買い足したもの
簡易浄水器
救助の時用の笛(100均)
避難用リュックを用意していても
地震が起きた時
持って逃げられる場所に
いるとは限りません。
先日の飛行機事故の時みたいに
逃げる時は、身軽で、素早く!が鉄則。
大きな揺れが来たら
冷静な判断が難しくなります。
日頃から、どこにいたら安全か?
を考えておきましょう。
…とは言え、準備していても
生死を分けるのは
人知を超えた領域。
と思うのが本音です。。
それでも、出来る限りのことをする
のは、震災で命を落とした方からの
教訓を無駄にしたくないから。
これを読んで、日頃の備えについて
考えるきっかけになってもらえたら
嬉しいです。

