読書感想文:救国シンクタンク編『自由主義の基盤としての財産権コロナ禍で侵害された日本国民の権利』 | 倉山塾東北支部ブログ

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コロナ騒動が始まって、丸2年。

 

来る日も来る日も、コロナという単語を聞かされ続けています。

 

マスクの着用を“強要”されたり、内科にかかるにも一々電話して診察の可否などを確認しなければならないなど、とにもかくにも息苦しい世の中になってしまっています。

 

実に恐ろしきは同調圧力。

 

病気そのものよりも、周囲の言論空間を支配してしまう空気ほど恐ろしいものはない、と、このコロナ禍の2年で痛感しています。

 

そんな中、政府は国民のあらゆる経済活動について「自粛しろ」とか言っておきながら、経済活動を行えなかった分の損失については補償をしない、という態度です。

 

自粛させるなら、補償をしなければならない。

 

本来セットのはずなのに、片手落ちでは済みません。

 

商売をしている人間からすれば、

「店の営業自粛しろ。その間の売上の補償はしない。」

では、

「お前、死ね」

と言われているに等しいのです。

 

一時は罰則までつけられかねないところだったのですから…

 

こんな理不尽が罷り通っていいのでしょうか。

 

今の政治家や官僚たちがやっていることは、時代劇に出てくる悪人そのものです。

 

時代劇なら、悪人を“仕置”してスカッとしてオシマイなのですが、現実はそうもいきません。

 

とにもかくにも、コロナ禍の現状では自由があまりにも制約され過ぎています。

 

いかに自由が大事か、そして、自由をいかにして守っていくのか、ということについて考えさせられました。

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