前回までの各国選抜総当たり戦では参加艦艇そのもの性能に加え、それを運用する人材面でも各国最強としました。

ですが、沖田艦長やタラン将軍が指揮を執る艦艇はそれだけでほぼ無敵となってしまいます。

加えて、放射線に対しての耐久力を持つガミラス人や暗黒星団帝国機械人間が乗り組んでいる艦艇はディンギルのハイパー放射ミサイルに対して絶対的に有利であり、科学的知識での有利さもあります。


なので、運用面での優劣が勝敗を決してしまったシュミレーション対決でありました。


単純に装備性能面だけで最強艦艇を考えてみるとどうなるでしょうか?

運用面は標準化し、可も無く不可も無い乗組員を平凡な指揮官が常識的な指揮を執れば艦艇そのものの優劣が浮かび上がってくるでしょう。


そこでちょっと考えてみます。


一対一、初会敵、搭載艦載機の運用は無し、予備知識無し、それがシュミレーション対決での設定でした。

普通なら互いに接近し、自らが搭載する兵器の中でも尤も射程距離が長いモノの最大射程まで接近次第、その艦載兵器による攻撃を行うでしょう。

威力や命中率は関係ありません。攻撃できる距離だから攻撃するのです。


大概、この長射程兵器は決戦兵器ですので狡猾な指揮官ならば決戦兵器をいきなり使用するリスクは回避しますが普通の指揮官ならそんな事はしません。最大射程にてぶっ放すでしょう。


これが以外にも有効なのです。


一対一なのですから最初の一撃で、尤も強い先制攻撃で反撃の間も与えずに確実に葬ればいいのですから。決戦兵器使用のタイミングを外してしまい敗北するよりはまだましです、一か八かではありますが。


そうなると射程距離では一番長い火炎直撃砲搭載艦艇を搭載するメダルーザならどの艦艇より一方的な先制攻撃が出来ます。ですが、暗黒星団帝国の戦艦やガルガミ、ボラーの大型主力戦艦には命中しても損害を与える事はできません。損害を与えられなければ接近を許してしまい、そうなると葬られるのはメダルーザとなってしまいます。最強とするには役不足です。


火炎直撃砲の次に長い射程を持つ兵器となると波動砲、デスラー砲、無限β砲となります。

これらの破壊力はまさしく決戦兵器。命中さえすればいかなる艦艇でも一撃で葬れます。

ルガールJrは急速ワープにて波動砲からの先制攻撃を回避しましたが、これは入念な準備があっての事。現にルガールJrはヤマトからの波動砲攻撃を回避出来ませんでした。発射されたらお終いなのです。

無限β砲は波動砲(デスラー砲)で対消滅できます。ヤマトは波動砲で無限β砲からの攻撃を無効化しておりますから先制攻撃で確実に仕留められるのは波動砲(デスラー砲)となりましょう。


対戦相手が艦艇ならば波動砲(デスラー砲)の威力は関係ありません。単艦が相手ならば拡散させる必要もありません。強いて必要とするのはエネルギーの充填時間が短かければ良し、そうなります。


そうなるとガルガミのデスラー砲艦が最適となります。


短時間にてデスラー砲へのエネルギー充填が可能なのですから。


デスラー砲艦の装甲防御力は未知数であるので火炎直撃砲に耐えられるのかどうかはわかりません。ですが、メダルーザ以外の艦艇なら最初の一撃で仕留められます。それも「搭載兵器の射程距離に入り次第に攻撃せよ。」とのマニュアル通りでの戦術による戦果ですから指揮官や乗組員といった運用面での優劣は関係ありません。


火炎直撃砲を無効化出来る上に、無限β砲を装備しているグロデーズも強力ではあるのですが波動砲(デスラー砲)を装備した艦艇には敵いませんし、波動砲(デスラー砲)搭載艦艇の数の多さを鑑みますとここはやはり、


ハード面だけでの最強艦艇(最良艦艇?)は「デスラー砲艦」となるでしょう。