眠る前に少しだけ、2話の気になったところを見返していました。
今回のエピソードでは、特に阿部寛さんと平手が交互に抜かれるシーンが多かったです。
2人は対照的な演技をするな、と感じました。
阿部さんはずっとワンシーン中、表情を微塵も変えず台詞読みで全てを表現する。
平手は響の頃からずっと、台詞読みを得意とはしていません。
それでも今回阿部さんにすら押されてはいなかった。
眼で語れるからです。彼女の眼には全ての感情と物語が宿っている。
ITメディアで記事として配信されるのは静止画。
場面を切り取ってならなおのこと平手の培ってきたものが冴えます。
映像でも。負けてはいません。
岩崎楓でした。
間。表情。そして、今。自分がどう映っているのかという俯瞰目線。
『欅坂46のライブを全国で一番観ているのは平手です。』
こう、当時スタッフに言わしめた彼女のストイックさが活きてきているのではないか。
映画に出演してきた経験が彼女を一回りも二回りも大きくしてくれたのではないか。
明日からもありきたりの日常に感謝を。
そしてニュートラルな目線で物事を観る習慣を。
お休みなさい。