アカデミー賞作品賞受賞作である【ノーカントリー】を観ました。


そうなのよね、この枕詞がどうしてもこの作品にはつくよね。
“アカデミー賞~”


それだけに期待値が大きすぎたのかも。
いや、もしかしたら観てた環境が悪かったのか・・・
途中地域の豪雨により新幹線がストップ、遅れること二時間弱。
ちなみに、未だ新幹線であります・・・



まず、この作品で話題になったのが
殺し屋があまりにも冷血で不条理だということ。


ところがその殺人者に、そう感じなくなってきたんですわ。

演じているハビエルは【海を飛ぶ夢】では感動をくれた名役者。
だからもちろん今回だって素晴らしく演じて存在感もあるのに。


ハビエルの印象的な瞳が、今回は恐ろしく深く虚無感が見えて恐ろしかったんだけどね、、、
途中から作品全体がとってもドライで、空虚に思えてしまった。


なぜだろう?
そして、ラストをどう考えるべきか、、、


1つ思ったのは、

人生の先輩達は常に今の若者達やその時代を憂う。
それはどの時代もどの世代も繰り返してきてること。

そして、完全なる善人は居難い反面、
一貫性のある完全なる悪人のシガー(殺し屋)はもはやある意味貴重なんじゃないか?とすら思えてしまったのよね。


・・・とか一生懸命に考えてもつまんない気分になっちゃったのは
やっぱり今のこの環境のせいかも(苦笑)。


想像はつくかもだけど一応、星でのオススメ度は

★★☆☆☆


今の私、にはいまいっぽでしたが、やはり話題作だし違う見方があると思います。
感想は人によって違うはすだし!


ぜひ、期待値を上げ過ぎずにご覧になられたらいいかもね('~`;)
これが今の反省でやんした。

☆yakko☆