昨夜観た『ターミナル』についてです。
気楽に観れて悲しいキモチにならなさそうなもので
話題になった映画を観たいときにいいでしょうね。
トムハンクス主演でスピルバーグ監督の『ターミナル』
ターミナルでの出来事だから、派手な話ではないんです。
大まかな話、トムハンクス演じる男がアメリカの空港に到着、
機内にいるときに、国が紛争状態になったことによりアメリカに
入国できなくなってターミナル内で待たなければならなくなった。
しかし、男は英語も話せない。ドルも持ってない、、、さぁ大変だ!!!
男は真面目にターミナルで何のために入国したいのか、
ターミナル内でどう過ごしていくのか、ターミナル内では最初
煙たがれていたんだけど、人間関係はどう変わっていくのか、
人の心がどう変わっていくか、その辺りが見所ですね。
でも、実際に起こりうるんじゃないかとも思えてゾッともしますよね。
私も英語は話せないし、一人だった場合・・・って考えると空恐ろしい。
トムハンクスはこういった素朴でハートウォーミングな役にはピッタリな役者さんなんだよね。
またまた実感しました。
あとね、“待つ美学”と“常に人には真摯に心を持って接することの大切さ”を
私は感じました。
特に前者の“待つ”ことが往々にして苦手の私。
待てば海路の日和アリですわ、本当に。
信じて待つ、信念を曲げずに待つことは大切だね。うんうん。
人間同士であれば、心を持って接していればいつか心はつながるのかな、とも。
もちろん状況によりけりですが。
こんなことを観終わってからは思いました。
小難しい話じゃないんです。
いいエピソード(心温まる)以外にも、ちょっと恋愛な話もあるし、
笑いもある。(ヤッコは特に、ご飯のシーンでの皿回しだとかのクスリと笑えるところが好き)
ちょっと無理あんじゃない?!とも思えるところもいくつかあるけど
そういったうがった見方をせずに少し見進めれば、楽しくてついつい
引き込まれてるんじゃないかな。
睡眠不足にならないように途中でやめて寝るつもりだったんだけど
ついつい最後まで一気に観ちゃったよ。
てな感じで、<ターミナル>、アナタもちょっとホッコリしたくて
お気楽に観れる映画を観たい時にオススメの一本でした。