主婦の趣味

 

 

  読んでくださってありがとうございます。

 今日またクレーンゲームでぬいぐるみが増えて、青ざめているたみさんです。

 プライズの、ノコノコの甲羅を蹴りたかったんです、、、。

 さっき蹴りました。

 最高です。気分はマリオ。

 そして可愛すぎるモフサンド、、、。ありがとうゲーセン。ありがとう神業さん。






 さて。いつも美しいジュエリーを紹介してくださる素敵なブロガーさんが、先日購入ポリシーについて書かれていまして。

 私の購入ポリシーってなんだろうなと考えてみました。



 これより下は、マニアの、本当にマニアックな宝石についての語りですので、、、この人やばい、と思ったら引き返してください。笑い泣き笑い泣き笑い泣き


 なんたって、幼児の頃から色石が大好きな私。

 で、出した答えは、、、、、


 物語のある宝石を買う、でした。


 両親の反対にあいながら、数度ジュエリー業界に進みそうになったにも関わらず、ご縁がなく(?)全く意外な職業についてしまった私ですが、石選びに関しては、感覚の部分が大きいです。

 もちろんたくさんの宝石の本を購入して、眺めては楽しんでいた学生時代でしたので、選び方の知識はありましたし、若い娘が宝石を見に彷徨っているのを、微笑ましく思ってくださった素敵なお店にたくさん出会えた、ということもあり(もちろん鼻で笑われるような対応のところもありました)、それなりに目は育ったとは思っているのですが、そういうことではなく。


 つけっぱなしが多いので、シンプルな石だけのジュエリーを作ったり、シンプルに作り変えたりする私。

 とにかく自分の選んだ宝石を、自分の感情のまま、気分に合わせて身につけていたい人なのです。


 だから、パパラチアを選んだ時も、蓮の花よりも夕焼けの空であったり、アウイナイトも、竹取物語の蓬莱(だったかな?)の川の水であったり、サファイアも、誠実な男性、、、であったり、エメラルドキャッツアイは、金髪のお兄さんにつけてほしい(あれ?これは単なる願望???)であったり、、、自分の勝手なイメージと宝石をすり合わせて、色々な明かりの元で光り方をチェックし、オーダーする場合は金かプラチナか、映えるのはどちらか確認します。デザインは、シンプルに。

 私の場合は自分のデザインにすると、色彩のセンスがないので、とんでもないジュエリーになってしまうことがありました。そこで、相性の良い職人さんにお任せしました。さすが職人さんなので、作ってくださった方は、石を美しく魅せてくださる気がします。

 昔はとにかくネットなどがあまり使われていない時代でしたので、本や、ジュエリー好きな漫画家さんの後書きなどからルースを扱うお店やデザイナーさんに連絡を取り、購入することもありました。

 そんなこんなで、思い入れありまくりの石ばかりが、手元にあります。

 だからオーダーも、すごく気合いを入れないと作る気になりません。


 そして覚悟ができたら、あとは、価格とお財布との相談です。

 そもそも最初の職場は普通の事務だったし、田舎の事務員は初任給は安いですから。

 その安いお給料の中から購入していたので、予算も決して高くはありません。無理のない範囲でのジュエリー購入です。

 ただ、今と比べると、品質の高いものがうんと安いイメージがあります。だから、売ることを考えると、昔買った物の方が安いし金もたくさん使われているので、、、売りたくないし、でも最近作られる新しい物は、そこそこの価格でも石は微妙で金も少ないので、、、買うこと自体悩みます。(だから、中古でも、買取側に目利きがいなければ、すごい掘り出し物があったりします。なんとなく、本当に良い石がついているジュエリーが売られるのは、本人よりも、受け継いだ詳しくない人なのかな、と想像してみたり。値段じゃなくて、人を魅了する宝石って、大切に受け継がれているんじゃないかと思ってしまいます。売ろうと思ったけど、これだけは残したい、とか。でも人が変われば、宝石の価値も変わるというか、、、別の人なら愛される石、ってある気がします。)


 話題がずれました。

 そうして想いを込めまくって作ったジュエリーでも、半年もつけていれば、合う、合わないを感じます。

 違和感というか、、、。

 合わないジュエリーは、しばらくの間は観賞用になります。

 そのジュエリーをつけていると元気になる、とか、落ち着いてくる、とか、ありませんか?

 私の場合は、そんな感じで宝石に癒されているかも。

 合わないジュエリーは、つけていても何にもないです。

 「無」という感じ。

 気分で宝石を変えるので、色々な気分に合うようジュエリーをそろえています。

 そして、オーダーじゃないジュエリーの方が、個性というか主張が少ない気がしますので、つけている分には楽です。

 ブランドジュエリーは、私にとって石自体の主張が控えめなので、すごくつけやすいです。どれでも平均的に美しいって、すごいこと。

 私は、宝石は個性の塊だと思っていて。

 そもそもブランド物のジュエリーは、そのデザイナーがそもそも一流のデザイナーなのですから、デザインが個性的なのは当たり前。素晴らしいんです。その素晴らしいデザインを殺さずに、つけられる石は、どんな相手も上手に支えられる、ちょっと優しい学級委員的なクラスメート、みたいな石だと思っています。

 クラスに1人はいる良い人。

 ただ、私の好みとは違うだけで。

 時々好みドンピシャもいますので、その場合は買います。


 中古市場の場合はダイヤを購入することが多いです。ネットで購入が多いのですが、色石は、ネットの写真では判断が難しいので。

 ダイヤは、そんなにギラギラ輝かなくとも、小さくとも合計ctが多ければそこそこゴージャスに見えますから、さらに有名なメーカーさんのものであれば、失敗は少ないです。

 輝きとか質とか、そういう点では、ブランドの中古は、安心して購入できる宝石ではあります。


 知り合いのベテランのジュエリー職人さんが、私の購入した黒蝶真珠のネックレスの中の、1粒だけを指差し、「これが良いんだよな〜」とずっと言い続けていました。

 わかります。その気持ち。

 その子が良いんですよね。

 で、どうして同じグレードで揃えず、何粒もある中で、1つだけ美しい子を入れたのか。

 職人さんは何を考えて作ったんだろう?

 このネックレス、面白い。大好きです。


 ジュエリーは、面白いです。デザインは同じでダイヤのグレードが同じでも、、、何かが違うんです。思い入れのある宝石がついているジュエリーって。

 その子が良いんです。その子がいなかったら、いらないかもしれない。


 最近のジュエリーが高すぎるのは、もう仕方がないと思っています。それが日本経済の現実だから。

 でも、その中でも、買いたい宝石は。


 物語がある(私個人の勝手な妄想ですが)宝石。

 それが私が買いたい、、、選ぶ時のポリシーかもしれません。







 


 

 

 

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