「失われたものたちの本」


著者 ジョン・コナリー


読了。




荒凉とした風が

吹き荒れる場所だった。



とても恐ろしかったし、

とてもかなしかった。


だけど

いつのまにか

風はおさまっていたし、


積み上げられた積み木は

ぐらりとくずれ落ちて


そのまま転がって

ちがうカタチに姿を変えていた。





全部を読み終えて

深く息を吐いて


それから

本を閉じると


無意識に涙がこみ上げてきた。








この本には、

宮崎駿さんのメッセージ、


ぼくをしあわせにしてくれた本です。

出会えてほんとうに良かったと思ってます。


そう書かれた帯が

ついていました。





わたしも、

そう思いました。


ほんとうにそう思いました。





出会えて良かったです。





自分の中に存在している

いくつもの物語の登場人物たちが


なんだか

とてもなつかしく

とても愛しくなりました。





わたしはわたしの物語を

しっかり生きなくては。



ディビット、ありがとう。

ほんとうにありがとう。





さてもう一度

「君たちはどう生きるか」を

観たらもっと深く理解することができるかな☺︎