前回の



に続き、もう少し調べてみました。


昨年行われたNPT運用検討会議準備会で、広島県が主催又は共催するサイドイベントが2日間、それぞれ90分ずつ開催されました。


1.起案書

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/537480.pdf


この2つのイベントに議会は知事の応援団として、議員7名と事務局から2名の計9名を派遣しました(予算2,400万円、議会費)。


2.報告書

https://www.pref.hiroshima.lg.jp/uploaded/attachment/550110.pdf


2日とも、公式な場で広島県議会が紹介され挨拶する機会はなかったそうです。


パネルディスカッションは当然英語で行われ、難しい専門用語が多く使われたことは想像に難しくありません。


2日とも、議員がその場で発言することはなかったと聞いています。


↑に添付した県の報告書によると、

1日目が参加者25名(議員団7名含む)、オンライン参加14名

2日目が参加者22名(議員団7名含む)、オンライン参加28名


「オンライン参加でよくないですか?」


どうしても現地で雰囲気を味わいたいなら、各議員(正確には各会派、会派が了承する意味において同義)の「政務活動費」を活用すべきでしょう(日程に他の視察も組み込まれています)。


または、議員が4年の任期中に一度90万円の予算で行える「海外視察」で、知事の活躍を調査すればよいでしょう(私は海外視察に反対なのでこの90万円を使いません)。


「2回目の今年、議会は自重すべきです」


どうしても行く必要があるなら、多額な費用がかかる話です。議会を代表し、議長お一人が行かれればよいと思います。その他はオンラインで応援しましょう。


広島県議会は、“成熟”した議会ではなく、“成長”する議会にならなければならないと思います。