株式と為替
先物市場に振らされる展開 日経平均は続落。25.24円安の16350.02円(出来高概算15億2600万株)で取引を終えた。1日の米国市場ではNYダウが4営業日続落、ナスダックが3日ぶりに反落となり、シカゴ先物も16200円台で取引を終えていた。この流れを受けて昨日同様、国際優良株などには利益確定の動きが先行している。また、昨日上昇が目立っていた大手銀、損保、ノンバンクといった金融セクターも総じて冴えない展開となった。先物市場で大口売りが断続的に 出ていたこともあり、見送り姿勢を強める要因となっている。寄り付き直後に一旦16300円を回復した日経平均であったが、その後はじりじりと下げ幅を広げる展開。前引けにかけては先物市場での大口売りの影響から一時16209.14円と、16200円割れ寸前まで下げる場面をみせている。 先物と現物のスプレッドが逆ザヤとなり、高水準の裁定残による需給面が警戒される中、解消売りを誘発させるような仕掛け的な売りもみられた。ただ、引き続き下値は堅く、大引けにかけてはショートカバーの流れによって下げ幅を縮めている。東証1部では値上がり680に対して値下がり896、変わらず127と、値下がり数が全体の過半数を占めたが、前場段階からは2割程度改善。また、連休を控えているため後場は様子見ムードが一段と強まり、売買高は8営業日ぶりの低水準となっている。
