ちゃお
クラジュンです。
自分力最大化カンパニーの代表をしています。
人間は、他の動物と比べて
脳の大きさが圧倒的に大きいです。
とある説では
脳のために身体があるとも言われています。
そのため、
脳を鍛えるには運動しかない
という本が大ベストセラーになったりし
身体を鍛えているエグゼクティブが多かったりするのだと思います。
さて、本題は
不足を見出しやすい脳についてです。
前にも
ツァイガルニク効果についてお話をしましたが
これは、
欠けや不足を満たしたいという人間の欲求があるのです。
ツァイガルニク効果についてはこちらの記事をご覧下さい。
なので
出来ていることよりも出来なかったこと
得したことよりも損したことを
人間は見出しやすいと言えます。
上記の記事にあるように
だからこそ、ツァイガルニク効果をマーケティングに使い売上を上げているケースは多いです。
欠けを満たそうとする人間心理は
欲しい!と思える原動力でもあるからです。
けれど、これまで倶楽部で関わった多くのケースを見ると、この欠けを見出す力がマイナスに働いているケースが多いような気がします。
何に対してのマイナスかというと、幸福感と成長に対してです。
マイナスを満たしてきたからこそ、わたし達は生き延びてきたので、ツァイガルニク効果自体は悪いものではありません。
けれど、昔と今で全く違うのは
情報が溢れまくっているということと
仮想現実とリアルの区別がつきにくくなったこと。
未来について妄想することはプラスなのですが
10分以上その世界にいると、現実と区別がつかなくなり、現実が欠けだらけと認知すると、
仮想現実にドップリと浸ってしまうように
なるのです。
また、SNSの情報で他の人と比べて自分の欠けを発見すると、妬みや嫉みの感情が出てきたり
また、比較した結果、自分のことを責めたりしてしまうなど弊害が多いのです。
実際、幸せに自分らしく生きるために必要なのは
欠けではなく、満たされているということに気づくこと。
出来なかったことよりも出来るようになったことを覚えていること。
どうしてかというと
満たされていると気づけば幸せ感は続くからです。
けれど、その状態に人は飽きるのも、
脳に仕組まれているので、
飽きないためには、定期的な負荷が必要です。
脳は自分の成長も嬉しいのです。
何故なら、自分の子孫に成長回路を残せたり
人類の進化に貢献出来るからです。
だからこそ、不足を満たすために次々と資格を取ったり、新しい何かを始めたくなるのですが、
成長した自分、つまり、同時にスタートしたばかりのダメだった自分を覚えておくことで、自分の成長を信じられるようになるのです。
だからこそ、記録に残すことを推奨しています。
そして、わたしは、その人が忘れてしまった出来なかった頃を覚えているようにしています。
だって、ダメだった時の自分から、今の自分への成長した軌跡を覚えておければ、少なくとも同じ距離をさらに、成長出来る可能性を信じられる筈だからです。
人類の生き残りのために欠けを見出しやすいのは、マイナスではなかったけれど、今のこの時代には弊害がありすぎるからです。
記録に残す。
すると、過去の自分が乗り越えてきたプロセスを自らの目で確認できます。
また、前のブログで、短所は伸びしろと書かせていただきましたが、過去の自分が出来なかった事実が今の自分を支えてくれるようになるのです。
今当たり前であるものが、過去当たり前である訳ではありません。
だからこそ、有難いのです。
是非、あなたの成長記録をつけてみてください。
すると、不足を満たしたい脳の癖を
自分の成長や幸せに活用できるようになりますよ。
何故かやたら長いマルコ姫。
どう考えても、人間。
マルコの成長もわたしには喜びです。
今日は、是非過去から振り返って成長した自分を数えてあげてくださいね。
きっと、自信がつきますよ。
という訳で今日も!
絶好調に元気よく!
TO BE HAPPY‼️でいきましょう