先日、娘が高校ダンス部で全国大会に
出場し、これをもって部活引退となりました。
いや~ほんまによく頑張ったねぇ!!
お疲れさまでした~!!
大会の結果は
3位以内には入らず
表彰台は逃したものの
本当に素晴らしいダンスでした
特に夏の大会は
出場校もめちゃくちゃ多い!!
なかなか熱い戦いとなりました。
流石に全国大会、レベルがどんどん
上がってきている感じがします。
部活というよりプロチームやんか
それぞれのジャンルや
人数の規模に応じて
順位を決定していくシステムです。
今回は、同じ部門の中に
娘の小学校、中学校の同級生の子が
ライバル校に居ました。
娘は、それをプレッシャーに
するのではなく
モチベーションアップに
していたようです。
『お互いライバルだけど
頑張ろうね!!』
とエールを送り合っていたよう。
な、なんてメンタル強いんや~
我が娘とは思えません
私は大会途中から観覧し
一度外に出たこともあり
出場校全ての演技を
見ることは出来なかったのですが
観覧出来た学校は
全て素晴らしいレベルの高い
演技でした!!
もうさ、全国大会まで
進出出来ただけでも
本当に!!素晴らしすぎる!!
きっと大会の日を迎えるまで
それぞれの学校や個人個人で
色んな物語が
あったことでしょう。
嬉しかったこと
楽しかったこと
傷ついたこと
悔しかったこと
理不尽だと感じたこと
辛くて逃げだしたくなったこと
引退するまで
何度娘の涙を見たかわかりません、、、
そして、親は何が出来るのか?
というと、、、
何も出来ません!!
サポートすると言っても
普通にご飯を食べさせ
洗濯したり、衣装作り手伝ったり
くらいで大そうなことなど出来ず
ま、カッコ付けて言うとすれば
❝ただ寄り添りそっていただけ~❞
でしょうか。
そのくらい、親は何かを
やってあげられるわけでは
ないのです。
ただ傍に居て見守るだけしか
出来ませんでしたが
子供にとってそれは
大きな安心感であり
集中力に繋がるように思います。
❝ただ寄り添っていただけ~❞は
実は、案外大きな役割なのでは
ないでしょうか。
大会の結果は
同じ部門内では
娘のお友達の高校は
3位を獲得していました!!
(優勝、準優勝は関西の
有名強豪校でした!!)
娘のお友達の学校も
本当に素晴らしかったです!!
娘達の学校は、3位以内に入らず
表彰台こそ逃しましたが
本当に精一杯力を出し切れていたし
素晴らしいダンスを踊れたと思います。
(一応、親の欲目は無しに
見ているつもりです)
娘も悔しいという気持ちは
ゼロではなかったと思いますが
自分たちの力を出し切れたし
結果も納得いっている
と言っていました。
大会の結果発表の直後と
言っていたかな?
3位を獲得したお友達と
お互い涙、涙、
そして笑顔でハグし合ったそうです
想像しただけで、こちらも
涙が出ちゃいますよ~
そして
『お互いライバルで居られて
良かったね!!
○○(お友達の名前)が
ライバルで居てくれたからこそ
モチベーションアップに
繋がったし、より頑張れたよ!!
ありがとう!!』
というような内容で
お互いが、ありがとうの
気持ちを込めたメッセージの
やり取りもしたようです。
え、、、な、なんて
二人とも素晴らしいんだ!!
そんな立派に育てた
記憶はないけれど(笑)
私の躾ではなく
娘が経験したことが
そうさせてくれたのかな、、、
娘達だけでなく、みんな
いいことばかりじゃ
なかった筈。
プレッシャーだって
凄かっただろうし
寧ろ辛いことの方が
多かったかと想像します。
これまで凄く嬉しい結果を
残せたこともありましたが
とても悔しい思いをしたことも
ありました。
良い順位を残せばそれで良いのか?
といえば、それもまた
違うように感じています。
何が正解か?などはなく
何を目標としていて
どんなことを経験したいか?
親の立場から見ても
すごく学ばせてもらいました。
顧問の先生が
『強くなればなるほど
謙虚であること
礼儀、礼節を忘れないこと
そういうことを部活から
学んで欲しい。』
というようなことを
以前仰っておられました。
ここの学校で
部活動をさせてもらえて良かった
良い経験をさせてもらえて
本当に良かったと思いました。
細かなことを言えば
昭和の感覚が
多々ある先生のようで
(臍出し衣装禁止、メイク禁止等)
令和の高校生達には
なかなか厳しい面もあったと
思いますが
逆に今後は滅多に経験
出来ないことだったと
思うので、それも貴重でした
『強くなればなるほど
謙虚であること
礼儀、礼節を忘れないこと』
あぁ、、、私自身を振り返ると
数年前でも謙虚さを
忘れていたことありました。
(お恥ずかしいです)
まだ若いうちから
このようなことを指導して
いただけるのは
本当に素晴らしいことです。
娘はいつも
『応援してくれてありがとう』
と言ってくれるけれど
親の私こそ、知らなかった
世界を見せてくれて
ありがとう!!だと思っています。
主人も然りです
これまでの大会は
主人は観覧に行かず
私一人で行ってましたが
娘が、3年生引退の年だし
高校のダンス大会は
もう2度と経験出来ないから
お父さんも見に来てくれたら
嬉しいと頼まれ
地区大会は、渋々に近い感じで(笑)
(基本的にそういうの苦手らしい)
行ってましたが
全国大会を終了後は娘の
頭を撫でながら
『えぇもん見せてもらいました』
と言っていたことに
私も驚き、嬉しく思いました。
まぁ、男性は照れ屋だし
表現も上手くはないけれど
主人も娘達の頑張りに
感動したんだろうと想像しています
娘は小学校2年生から
ダンスを始めました。
ジャズダンスから始まり
コンテンポラリー
高校の部活ではヒップホップを
踊っていました。
私の高校生活を思い返すと
卒業さえ出来ればそれでいいや
という感じでした。
何事もやる気がなく
よく休んでいたし
ひねくれ者でした
可愛げない子でした
熱い高校生活を送っている
娘を見ていると
羨ましくも感じます
私自身の経験や娘達を
見ていて思うことは
物事には、若さゆえのパワーが
必要なことってあると思います。
何をするにも年齢は関係ない。
というのも本当だと思いますが
若いからこそ
乗り越えられることもあって。
思い切りぶつかって
思い切り泣きじゃくって
ぐちゃぐちゃのようになっても
若さは、それらを美しく
見せてくれるのよ
私のような
アラフィフ女性が
同じことしたら
周りはちょっと困るわね(笑)
年齢を重ねたからこその
穏やかなパワーというのもあって
それもまた魅力的で
どんどん楽しめば良いと思います
我が子が、ちょっと不器用に見えても
それが自分で選んだことなら
どういう形であれ
そこを乗り越えられる
力は持っているはず。
たとえ思い通りの結果に
ならなくても
何かを得る為に
子供は、そこを自然に
選んでいると思っています。
そこで経験したことこそ
大きな財産となり
力となっているはずです。
親が与えてあげられないことです。
子供は自然と自分に
必要な力を得ているし
親の方が安心して
信じてあげれば良いと思う。
私は、親として
能天気なのかもしれません。
でも思うのです。
私の高校時代と比べたら
娘、めっちゃ、ちゃんとしてる!!
それだけで上出来だわ
大丈夫なんですよ
親として可能な範囲のことは
サポートしていくけれど
難しいことが出てきても
それはそれで
子供が自分でやっていくのも
それもまた人生です。
そして、嬉しい思いをするだけでなく
悔しい経験や
傷ついたこともまた貴重で
人の気持ちを思いやれる
優しい人へとなれるように思います。
本当の意味で強い人というのは
それらの経験をした人
なのではないでしょうか。
経験によってでしか
得られないことかもしれません。
娘よ、本当にお疲れさまでした
偉かったね
よく頑張ったね
そして、これからも
あなたの信じた道を
進んで行ってね
応援しています
母より
ではではまた!!
最後までお読みいただき
ありがとうございました(^^)