ボイストレーニングや
歌うことを始めると
ついつい声量に
意識が行ってしまいがち。
そして
大きな声が出せる人=凄い人
みたいなことも思ってしまいがち。
確かに、大きな声が出せるのは
素晴らしいこと。
だけど、それが全てではないです。
声というのは、たとえ大きくても
通らなければ届かない。
声量だけがあっても
ワーワーと大きいだけでは
言葉は届きません。
ハミングであっても届きません。
音色になっていないということ。
特に複数で歌っていると
声量のある人を見ると
自分は声が出ていないんじゃないか?
自分の声が消えてしまったの?
というような焦りや錯覚が
起きてしまうことがあります。
でも大丈夫。
ちゃんと声は出ています(^^)
昔、ボイストレーニングを習っていた頃
ある時、自分の声が
耳元で聞こえなくなって
えっ?!
私、声が出なくなっちゃったのかな?
という錯覚を起こしたことがありました。
その時、先生に言われたのが
『大丈夫、ちゃんとこちらに
あなたの声は届いているよ。
耳元で自分の声が
聞こえ難くなると
声が小さくなったような
錯覚を起こすけれど
それは、ちゃんと声が遠くに
届くようになった証拠だよ』
ということです。
それを聞いた時は
ちょっと驚いたんですが
不安にならなくていいんだ。
自分を信用しよう。
と思いました(*^^*)
自分の耳元付近で
声が留まらなくなり
ちゃんと遠くへ飛んでくれたんです。
傍に居ないって不安になる。
何だか人と似ていますね(*^^*)
だけど不安や心配するより
安心して信じた方がいいんです。
不安になると焦って
がなるような声を出して
しまうこともあります。
これはもう、歌声とは言えない。
声が枯れたり
喉を潰してしまいかねない。
そんなにガチガチに
ならなくて大丈夫。
力むんじゃなくて
しっかりと自分を支えてあげる。
違う視点でいうと
自分には自分を支える力が
ちゃんと備わっている
ということを知る、ということ。
自分の体と声を信じてあげて
気持ち良く、楽しく歌い続けることが
とっても大切なんです(*^^*)
ではではまた!!
最後までお読みいただき
ありがとうございました(^^)