どうも、私 a.k.a ブスである。

今回は地上に咲く花々こと美男美女の皆様に

地中の肥やしことウンコことブスたる我々が、

いったいどんな生態をしており、

どんな思いで日々生きているかをお伝えする記事である。

 

分かっている。

美男美女はこんな記事読まない。

 

Twitterのさらに限られたコミュニティのみに投げられる当記事が、

Instagramならびにtiktok、というより多くは現実世界におわします美男美女の方々の目に触れることは億が1にもないだろう。

 

つまるところ今回も物申す記事風の自慰行為である。

私のわずかながら残った善意からの忠告として、

今回もやはり読むだけ時間の無駄であることをここに記しておく。

 

まずもって残酷な真実をここに記そう。

人生は顔が良い方が有利である。

 

これは紛れも無い事実だ。

 

アメリカでこんな研究がある。

写真以外の内容が全く同じエントリーシートをランダムな企業に送りつけ、

その一次選考通過率を調べるというものだ。

 

その結果、美男美女の通過率が明らかに高いことが分かったという。

 

人間は内面が全てだというのならば、

全く同じ通過率になるはずである。

しかし残酷にも結果はこうだ。

 

顔が良い方が明らかに有利である。

 

他にも顔が良いと人生は好転しやすいことがあらゆる研究から認められている。

幼少期に容姿を褒められることで自己肯定感が高まり、

ポジティブな性格を獲得しやすかったり

社交性を獲得しやすかったり、挙げればきりが無い。

 

他にも昇進しやすく、給料も上がりやすく

生涯年収に至ればブスと美男美女では円換算で4000万も違うとの研究も出ている。

つまり何の努力もなく、たまたま美男美女に生まれるだけで、

それだけ稼いでいるのも同じなのだ。

 

ではブスはどうするべきか…。

残念ながら、ほぼ打つ手がないのが現状である。

 

こんな格言がある。

ブスは痩せてもブス。

 

私は太ったブスであるが、

一度たりともダイエットを考えたことがない。

 

なぜダイエットするのかについては、

容姿の他に健康面もあるだろうが、

私は大好物が煙草であり、健康を気にしたことなどただの一度もない。

 

そして容姿である。

私はブスだ。

押しも押されもせぬ、自他共に認めるブスである。

ブスがダイエットしたらどうなるのか。

それはイケメンになるわけではない。

痩せたブスが生まれるだけである。

 

どうせブスならせめて欲求に素直に生きるがよろしい。

揚げた芋を好きなだけ食うのである。


だいたいぽっちゃりしてて可愛い人間などこの世に沢山いるではないか。


 

しかしながら近年においてはこのブスすら脱することができる超技術がある。

つまるところ整形だ。

外科的手段を用いて目を二重にしたり頬を削ったり、

切って貼って削って埋めて動かして、

どうにかこうにか見れる顔にしようというアレである。

しかしこれが非常に高価だ。

単純に高額な手術であり、なおかつ保険も効かないときている。

 

これに追い打ちをかけるように、

お顔の気になる部分が多ければ多いほど、

つまりブスであればブスであるほど金がかかるのである。

 

恐ろしい話だ。

イケメンであればイケメンであるほど金を稼げるこの社会において、

ブスがイケメンになろうとすれば莫大な金がかかってしまう。

それもブスであればブスであるほどかかる金は膨れ上がる。

服を買いに行くための服が無いように、

貧乏ブスを脱出するための金がないのである。


そうとも、この世は美醜に厳しく、

ブスにはなんの救いも無いのである。

 

しかもやっとの思いで大枚叩いて整形しても、

昨今の整形批判である。

 

自分で金を稼ぎ、ようやく手に入れた美しさも、

それと知れればなぜか関係ない第三者から批判されてしまうのである。

 

恐ろしすぎる…。

好きでブスに生まれたわけではない。

むしろそれを必死で変えようと努力した結果、

さらに自身を否定されるのである。

何も迷惑などかけていないはずなのに…。。

 

しかしながら、今輝いているイケメンも、

我々無しではいきていけないのは事実である。

 

美醜とはそもそも相対的なものである。

例えば今この瞬間に私と蛭子能収氏以外の男が消え去れば、

結果として私は人類で最もイケメンな男になることができる。

 

世界中の広告には私が起用され、

ありとあらゆる恋愛ドラマの主役に抜擢、

武道館も東京ドームも国立競技場も全て私のファンで埋め尽くされる。

 

私が歌って踊る舞台袖では蛭子能収氏がキーッとタオルを噛み締めていることだろう。

 

ブスがいる、故にイケメンあり。

 

世の中のイケメンは我々が支えているのだ。

SMAPも嵐も向井理も佐藤健もみんなみんな、

我々がブスであるからこそ、あんなにも輝いているのだ。

 

そう思うと誇らしいじゃないか。

世のイケメンは我々ブスに感謝すべきである。

ブスでいてくれてありがとうと。

ほら言え! あとイケメンゆえに稼いだ金で飯の一つでもおごれ!