サルコカウロン・ムルチフィズムは、モンソニア・ムルチフィダとも呼ばれ、南アフリカとナミビアの国境に自生する冬型の塊根植物です。成長するとむっちりとした可愛らしい姿を楽しめますが、輸入株ではなく一から育ててみようと思い、種まきからの実生(みしょう)にチャレンジしてみました。
サルコカウロン・ムルチフィズムの種はヤフオク等でたまに売られています。種はこのような不思議な形。先頭部分の鞘の中にタネが入っています。
冬型なので種まきは20度から25度を超えないくらいの気温が良いと思いますが、私は真冬でも室温が20度くらいあるので部屋の中で発芽させました。
冷蔵庫に数日入れてから休眠打破をしやすくしてから、数時間鞘ごと種を水に付けます。
鞘が柔らかくなったら、中の種を傷つけないように鞘を開けます。種はゴマのようなものですが、尖っている方を下に入れて、土に突き刺すように、タネの頭が少し土から出るように植えました。土は、植え替え前提でジフィーセブンにしました。植物LEDの下で20度くらいをキープしたところ数日で発芽!
さらに一週間程すると、双葉に続いてサルコカウロン特有の葉っぱが出てきました!実生は成長が早いので見ていて楽しいですね!