天気の良い日曜日☀には、たまに散歩に出かけたくなります🚶

約30分かけて、愛知県新城市内の城跡を散策してきました。数年ぶりの再訪です👣
石田城跡。JR新城駅から歩いて、石田万福の交差点を右折してから、泉蔵寺を目標にとぼとぼ歩くと、墓地裏から続く田畑の左前方にやや小高い丘らしきものが見えてきます。


家康公の関東移封により、臣下であった野田菅沼氏も当地不在となり、豊臣政権下の吉田城主・池田輝政公が片桐半右衛門をして野田郷周辺を管理下におきました。その片桐氏が天正18年(1590)から約10年間在城した石田城。


森が見える右手側の土橋状の通路から虎口へ。




しっかりした土塁が目を惹きます。20年ほど前に縄張り図を見たことがありますが、ほぼ方形の城館でしたっけ?



内郭部分は茶畑があった部分が草むらとなり、状況がわからなくなっていますが、背後に豊川と野田川が迫り、切り立っているため、こちらの防御性はかなり高そうです。

すぐ近くに乗船口があったようですので、吉田(豊橋)と繋ぐ豊川の水運管理の意味合いもあった城なのかもしれません。
城郭について詳しくないので、構造についての説明はまったくできません(笑)

新城市が建てた標柱の文字がほぼ消えかかっていますが、土の城ファンの私には、土塁、空堀、虎口、土橋などの遺構が確認でき、なかなか満足できる城跡なのです。一部ちょっと気になる石積も…。
どうか、いつまでも、遺構を残しておいてほしいです。


帰り際に、JR新城駅にほど近い場所にある片桐氏縁の浄泉寺さまに参拝してきました🙏