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毎年8月14日・15日は新城市大海地区において放下おどりがとりおこなわれています。久々の見学のため何とか仕事を切り上げ、JR飯田線に飛び乗りました。大海駅到着は午後7時少し前。

大海の放下のほか旧鳳来町各地に伝わる放下は中世の風流系統の流れをくむ盆行事です。明治20年代後半に中断し昭和7年に復活、やがて戦争のため昭和12年にもう一度中断がありましたが、昭和25年に復活、今日に至っています。私の田舎ではとうの昔に廃止されてしまったので、守り伝えられていることはうらやましい限りです。


私が大海駅に到着したとき、放下の一行は既に泉昌寺境内を出発し、新盆の各戸を回り始めていました。駅前の駐在所脇にある掲示板の放下のタイムスケジュール(地図)で確認し、県道前の休憩場に移動しました。

休憩場には重さ6kgもある3枚の大団扇やヤナギ、太鼓、傘などが置かれていました。7時15分ころ灯籠や鉦、笛に導かれて元堂墓地(山本勘助の息子信供戦死之地碑のすぐ近くです)に移動します。私は電車の都合もあって、この元堂墓地前、新盆のお宅数件における踊りしか見学できませんでした。

笛や鉦の音に合わせて、腹の太鼓を打ち鳴らし舞うと、背中の大団扇が風を切ります。かなりの重さと空気抵抗に遭い踊り手はかなりきつそうです。まさに体力勝負の盆行事ですね。