こんにちは。連休中ですが、忙しいですね。
先週は占星術的にも緊迫感ある配置が続いたので、毎日予定が一杯で大変でしたが何とか乗り切りました。
そうして、全力で乗り切った方は多かったのではないでしょうか？弱点補強の時期でもありました。苦労したけど次への手ごたえも感じて力をつけた人も居るでしょう。
さて、今日は新月です。
牡牛座の新月になります。
占星術では次の新月までの期間を占います。
新月は今日のおやつを過ぎた15:15頃です。ちょっと過ぎちゃいましたが今が新月時間ですね。
今回の新月は、前回の4月15日の天秤座の満月と去年の11月18日の牡牛座の満月を踏まえたものになります。
天秤座の満月はコミュニケーションや情報の調整力が鍵でした。
敵を味方に出来たでしょうか？
また牡牛座の満月では財産や豊かさの確認があったと思います。
そこを踏まえてこれから、バランス感覚や五感がテーマになりそうです。
さて、新月のホロスコープですが、東の地平のアセンダントが面白い事に、乙女座と天秤座の境目にあります。
東京では天秤座の1度だそうですが、私の地元の長野県では乙女座の最後です。
星座の最後の度数29度は「涙の度数」といわれて、最も完成されて洗練されたその星座の性質を持ちながらその優れた資質を手放す同数でもあります。達観した境地のような度数です。
一方、星座のスタートである0度や1度は文字通りフレッシュで勢いがあります。向こう見ずでも失敗にめげず果敢に進みます。
…今回は日本国内でも住んでいる土地によってアセンダントが違い、雰囲気が違う新月でしょう。
ちなみに、乙女座天秤座の境界は、他の活動宮(牡羊座、蟹座、天秤座、山羊座)の0度と並んで一年の四半期の変わり目を占う度数でもあり、そういう位置にある日本という国が変わり目を迎えている気がします。
そして今回の新月は日食でもあります。日本では日食は見られませんが、食と重なる新月はその意味を強めます…古代では日食は不吉の前触れと恐れられたりしましたが、以前も日食はありましたし、それほど怖がることは無いと思います。
ですが、今まで無意識に沈んでいたものが意識され始め、日の当たらなかった物事が重要になってくるでしょう。
前回の満月は月食でしたが、この日食・月食はしばらく続きます。気付きが深まり、意識が変化し、今までと価値あるものが変わってきそうです。
今回の新月はやはり、天王星、冥王星、木星、火星の緊張関係であるグランドクロスがまだ目立ちます。
古いものが壊れ、新しいものに再生する際の痛みのある時ですが、それが拡大拡張の木星と、攻撃性を示す火星と絡んでいますから、緊張度は先週より緩んできたとはいえ、事故やトラブルには引き続き注意が必要です。
国際関係もきな臭さが続いていますね。
私の周囲でも先週のグランドクロスのピーク時には近所で交通事故が続きましたし、責任転嫁の喧嘩も多かったです。
焦りと無謀さを控えて、周辺への細やかな配慮は必要と思います。が、今回の新月は死と再生の8室で水星と共にこのグランドクロスの緊張関係を緩和する形になっていて、ヒヤリとすることや危機一髪の思いをするかもしれませんが、それが致命傷にはならず、変化への布石として成長を促すように思えます。
8室はまたオカルトとも結びついており、目に見えないモノや魔術的な事、霊的な事も軽視できないでしょう。
オカルティストの皆さんは活躍が求められるかもしれませんね(笑)。
見栄えや外見やプライドより中身が大事だし、誰もが本質と本物への勘が働く時期でしょう。
また余談ですが、魔女の祝祭の時期でもあり、見えない世界で不思議な盛り上がりがありそうな新月でもあります。
占いも当たりそうですし、死生観を含んだ思索を巡らせても得るものがありそう。瞑想なども手応えありそうですよ。
自分と向き合うのに適した新月です。
心の暗闇をそっとすくい取りたい感じです。
意識していなかった自分の一面…それは決して恐ろしいモノでも醜いモノでもなく、ただ無視されてきた悲しさを抱えた存在でしかありません。
そこに見落としてきた宝物が埋もれているかもしれません。
見えなかったもの、観てこなかったものを大事にしたい時です。
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