明日は満月です。牡羊座の満月のホロスコープ(10月19日) | 水沢くらげのブログ

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こんばんは。台風凄かったですね。被災された方々には、心よりお見舞い申し上げます…

さて明日は満月です。牡羊座の満月になります。

明日の朝8:30頃が満月時間になります。満月は物事の成就や達成を示しますが、その満月が12星座トップバッターの牡羊座で起こるのは何か新しい感じもします。

さて、満月のホロスコープですが、気になる緊張が幾つかあります。
まず満月は太陽と月が正反対の星座の180度で対峙する時ですが、そこに木星が葛藤をもたらす90度で関わります。
幸運の星と呼ばれる木星ですが、拡大拡張の星でもあるので、太陽と月の緊張感を増幅すると取れる面もあります。また不調和な角度なので、小さな不和が大きく膨らんでしまうとも考えられます。

満月は個性や創造力を象徴する5室と、公共やネットワークを示す11室とで起こっており、個人と集団のせめぎあいが感じられ、世の中でどう自己主張するか、また個人生活の中に公共性や公平な関わりをどう持たせるのかが鍵になりそうです。
自分の個性と社会的に求められるものとをどうすり合わせていくのかが課題でしょう。

もう一つの大きな緊張はイメージと理想を導く海王星が攻撃と行動力の火星とピッタリ対角180度で、そこに天頂MCと天底が重なっている事です。
海王星は支配星座の魚座にあって活性化し勢いあり、それが衝動的な火星と対立している、それはイメージやビジョンと行動がかみ合わない事でもあり、またやりたい事に横やりが入りやすく、被害妄想にも陥りやすい懸念を感じます。
世の中全体が誇張されたイメージや苛立った雰囲気に引きずられやすいとも言えそうですから、短気と早合点はくれぐれも注意です。
いちおう怪我と災害にも注意しておいた方が良いでしょう。

その火星と海王星に、東の地平である蠍座のアセンダントも緊張座相、蠍座は情念の星座でもあるので、こだわって揉めなければ良いけど…とつい気になってしまいます。

さて、ここまで悪いことばかり書きました。今回の満月は楽観できません。
そこを十分承知したうえで、前向きなプラス面も考えていきましょう…

実は、惑星同士の緊張関係はコントロールしにくいので思い通りにいかず、そのため不運だと解釈されることが多いのですが、エネルギーは高く、その緊張や葛藤・不安は人が成長するための糧なのです。
困難があるほど人は鍛えられますし、全て思い通りになる世で生きていたら…人間的に磨かれると思いますか?
失敗も成功の母といいます。
積極的に困難に立ち向かい、試行錯誤を続けることで大きな変容がありそうな時です。
内面から生まれ変わるような思いもあるかもしれません。
アセンダントの蠍座のように不屈の意志で腹を据えて、満月が示す牡羊座の勇気と情熱で積極的にチャレンジしたいものです。
この次の11月3日の新月も緊迫感があるため、この時期全力で頑張って、自分を見直すことが必要でしょう。

甘くありませんが、殻を破って「化ける」チャンスですよ~。生かしたいですね!

今回の満月ホロスコープを観る際は、単なる幸運と不運で割り切らず、吉凶や良い悪いで一喜一憂せずに、困難の背後の深い意味をとらえていくことが不可欠だと思います。
一見不運に見えたことがその後振り返ると最大の幸運だった…そういう話はよく聞きますし、くらげもそんな経験があります。

試練を与え成長を促す土星が、天頂MCと、アセンダントの支配星で死と再生の冥王星と調和的に協力し合っています。土星は12室の意識できない所にありますが、土星のもたらす自制心と責任感が、大きな救いとなりそうです。

また、この満月は月食でもあります。食は満月の意味合いを強調します。
一つの分岐点に立つような満月になるかもしれません。
大切に過ごしていきたいですね。