石川県能登地方を中心とした大きな地震が相次いでおります。
被災された方に必要な救助と支援が速やかに届くこと、その役割を担う方のご安全を祈りつつ、3.11をそこそこいい歳で経験したおぢさんが余計なことを書いていきませうか。
・出所不明の情報(主にSNS)を拡散しないこと
・具体性のない発信で不安を煽らないこと
・情報を拡散する場合は、公的機関(準含む)の最新の情報に限定すること
このあたりが肝要です。
出所不明の情報とは、政府もしくはマスメディアを除いた情報のほぼ全てです。「○○にいます助けてください」的なことも含みます。直接の知り合いで相手の状況が想定できるような場合以外は、マイナスの方が多い。
具体性のない発信とは「あぶない」「逃げて」など、現地で見た人が何をしたらいいのかわからないのに不安にはさせるようなことです。「津波警報、高台に逃げて」なら具体的な発信なんだけど。あとすでに避難した人が動いたらむしろ危険。
そして拡散する情報源は、首相官邸や気象庁など政府関連もしくはマスメディアのみにすること。
デマや間違った情報が人を殺すのが災害時です。安全な場所でスマホでポチポチする程度で、人のことを助けられるなどと甘い考えは捨てること。余計なことをしないことが何よりも肝要な場面の方が多いです。コレは本当に。
自分がやるようなことはすでに誰かがやっているともいえるしね。
完全スタンドアローンで救援に向かえる人を除いて、現地にいない素人が役に立てることはひとつだけです。
義援金をゴリゴリ送りましょう。
自衛隊のみなさんは災害直後から状況確認などすでに動いているようです。どういう支援活動になるかは状況を精査して政治判断だけど。
安全を祈ります。