【カルッリ(カルリ)の練習曲(5)】
本日投稿したのはFerdinando Carulli (1770 – 1841)、フェルディナンド・カルッリ(あるいはカルリ)の哀愁漂うアルペジオの練習曲。
「練習曲 ホ短調 ワルツ(Op.241 No.21)」
前回投稿したOp.241-38(ト長調)と同時進行で練習していた曲。
前々回のOp.241-20(イ短調)も哀愁漂う曲だったが、今回の「ホ短調」はギターという楽器を生かした印象的なアルペジオから始まる。
まず、この曲をどう弾きたいか。
日々の実験(=練習)を重ねる中で、私ならではのどんなストーリーが生まれるのか。
戸惑ったのは、ホ短調からト長調に転調する部分。ここがあまりにも「唐突な展開」に思えて仕方がなかった。
迷い、悩める人よ、
一体、突然・・・何があったと言うのだ!?😱
何度も何度も試行錯誤が続いた。
どうもの転調部分を、ほんまに「はじけた気分」で弾いてしまうと、そのギャップが(私の)心に馴染まない。
様々な葛藤を経たあと、そこはちょっと現実離れした「夢見心地」な感じで表現することにした。
「いやいや、これはホ短調の単なるアルペジオの練習曲ですから〜💦」と言うなかれ。
この2分間に凝縮された魅惑の世界。
ただ順番に無味乾燥な音を出す(=「棒弾き」する)だけじゃ、勿体無いよね 🎶
◆ コンセプト◆
・100人いたら100通りの演奏があっていい
・再開してからの成長記録を他の人と共有したい
・私が今、元気に生きてギターを弾いている証として演奏音源を投稿する
クラシックギターを再開して7ヶ月が経ちました。
未熟な部分に関しては「まだまだ伸びしろがあるな〜。これがどう変わっていくのかな?」と感じていただければ幸いです。
どうか、「ひよこ🐤」が成長していく様子を温かく見守ってください。
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