【アグアドのワルツ(その2)】
本日投稿したのは前回に引き続き、ディオニシオ・アグアド(1784-1849)のワルツ。
「練習曲 ト長調」
セゴビアがレコーディングしたことで知られる「8 Lessons(アグアドの8つの練習曲)」の中の1曲。
思い返すと、この曲は昔、もっと勢いよく弾いていたような気がする。
だけど今の私が丁寧に優雅に音を奏でようとすると、このぐらい「ゆっくり」の演奏になる。
【気持ちが伝わるとき】
冒頭からとても穏やかでのんびりした気分で音を奏でていても、「もっとも好きな部分」にくると、いつも胸がキュンとなる。
なぜだかわからないけど急にその部分だけ、グッと心の奥にこみ上げてくるものがあって⋯ちょっと、目が潤む。
昔、「人前演奏修行」をしていた時代、この曲ではなかったけれどソルの曲を演奏したときにこんなことを言われたことがある。
「Piyoさん、その曲の〜〜の部分、すごく好きなんでしょう?聞いていてよくわかりますよ!」って。
この曲の録音音源でも、生演奏でなくても、私の感情は聞いている人に伝わるのだろうか。
(しばらくはアグアドの練習曲から『ワルツ・シリーズ』が続く予定)
未熟な部分に関しては「まだまだ伸びしろがあるな〜。これがどう変わっていくのかな?」と感じていただければ幸いです。
どうか、「ひよこ🐤」が成長していく様子を温かく見守ってください。
クラギ再開 5ヶ月目。冒険は始まったばかり♪
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クラシックギターを『再び』始めたからには!