【ある貴紳のための幻想曲】
前回、モレーノ=トローバの組曲「スペインの城」の中の“Turgano"が、突然に頭の中で再生され続けたという話を書いた。
楽譜だけではなく音源も手放してしまっていたので、中古CDをすぐに買い求めた。
『セゴビアコレクション第2集』
・ある貴紳のための幻想曲(ロドリーゴ)
・南の協奏曲(ポンセ)
・組曲 スペインの城(モレーノ=トローバ)
もう一度「スペインの城」をじっくりと聞きたくてこのアルバムを取り戻したようなものだが、久しぶりに「ある貴紳のための幻想曲」を味わえたことも感慨深い。
ロドリーゴのギター協奏曲といえば、「アランフェス協奏曲」が超有名だけど、セゴビアに献呈されたという「ある貴紳〜」の方が実は私好みである。
その理由はスペインの作曲家でありバロック・ギタリストであったガスパール・サンス(1640-1710)の作品に基づいているから。ギターで奏でられるこれらの心に染みるメロディーは、多くの人の郷愁を誘うのではないだろうか。
※サンスの ”Espanoletta” のギター独奏は、セゴビアコレクション第10集に収められている(これは手元に置いている♬)。
ところでこの「貴紳」という表現、この曲以外に目にした記憶がないのだけど⋯。「貴婦人」なら昔の小説によく出てくるのにね。
いつも主にギターの独奏曲や二重奏を聴いているけど、この協奏曲は「やっぱりギターの音が好き!」と再確認させてくれた。
クラシックギターを『再び』始めたからには!
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