〜前回の続き〜

 

古いメールボックスに残っていた「過去のブログでのやり取り」から、10年以上前の自分が何を思っていたのかを探っていく。

 

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【闇から光を見つけ出せ!】

 

あれほどギターに情熱を注いでいたのに、生活に疲れ切って好きなことを全部諦めてしまった(2013年)。突然に「自分を支えていたもの」を手放すなんて、どう考えてもまともな判断ではない。

 

しかし過去の自分を責めたところで、その事実は変わらない。もうこれ以上、そこを追求してもどうしようもないのだ。 

2011年当時(まだ希望の光✨があった頃)のブログについたコメントについて話を戻す。

 

 

2011年11月

ここでようやく私が当時抱いていた「ギターに関する夢」に対するブログ・コメントに行き着いた。

 

当時、その「夢」に心から賛同してくれたmezameさんからのメッセージを読むと、どうやら私自身がそれを「ゆる〜い場の夢」と表現していたようだ。

 

私はこの方のお名前と、過去の自分の「夢と希望」の内容を忘れられるわけがない。ずっとずっと、これを実現できなかったことが心に引っかかっていたのだから。

 

 

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【夢の原点】

 

さらに時代をさかのぼってみよう。

最初のギター教室を辞め、私が熱意を持って飛び込んだのは「独奏のギター・クラブ」だった。人前で演奏するのが苦手で、それを克服したかったからだ。

 

そこはギター歴の長い上級レベルの人ばかりだった。

人生においては「自己肯定感ゼロ/こんな世の中で生きていいく自信もゼロ」レベルの私が、なぜか音楽となると「冒険心/好奇心/行動力/強い情熱」がそれを押し退けて大胆な行動に出てしまう。

 

自分自身でもそんな両極端なギャップに悩むほどだったが、そこでは心優しいギター愛好家である大先輩たちに囲まれて幸せだった。

 

この経験はかけがえのないものであり、当時の自分のWEBサイト「クラシックギターを始めたからでは!」の中で「人前演奏経験レポート」の形で綴り続けていた。

 

順番に演奏して聴き合って、お互いに感想を伝え合う。

終了後にも自然とギターに関する情報交換や質問などを交わし、とても有意義な時間が過ごせた。

 

ギター教室の発表会では各生徒の演奏の方向性が似ていると感じてしまうが、バラバラのバックグラウンドを持つ人たちが集まるとかなり演奏も感想も考え方も違う。毎回、面白くて参考になった。

 

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【私が作るなら?】

 

そこを辞めてしまった後も、いつか自分でそんな「場」を作れたらいいなと考え続けていた。

 

素晴らしい演奏をする上級者たちの中で、私みたいなヒヨッコが演奏するのは実は勇気が要る。初級〜中級者が気軽に参加しやすい、もっと「ゆる〜い場」を地元で作ってみたいなぁ。

 

そこで妄想が始まった。

 

人数:

少人数でいい。私を含めて4人ぐらいのグループ?

 

目的:

独奏や二重奏を定期的に発表し合う機会を作る。感想を述べ合ったり、簡単に教え合ったりできるゆる〜い交流の場。

 

場所:

本当は自宅がベストだけど、ひとまず練習スタジオを借りる?

 

妄想当時、その夢に賛同してくれていたブログ読者のmezameさんに「私が△△支部を作るから、他の人にも各地元で支部を作ってもらって、ネットで情報交換する?」みたいなことを伝えていた気がする。

 

それを果たさず、ギターをやめてWEBサイトを閉じてネット界から消えた。現実世界からも消えようとして、一方的にあらゆる人間関係を断ち切った。

 

あんなにも応援してくれていた人たちの気持ちを、私は裏切ってしまった⋯。

 

 

今の私ができることは、何なんだ?

やりたいことは・・・山ほどある。

 

(続く)

 

 

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