〜前回の続き〜

 

過去の自分はどの時点で、何を考えていたのか。まだ納得がいかないことだらけなので、古いメールボックスに残っていた「過去のブログでのやり取り」をさらにさかのぼってみた。

 

🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 🍀

 

【念願のギターをオーダーしたあの時のこと】

 

2009年当時のブログ記事に対する読者さんからのコメントに返信したもの。

 

それは、私にとって人生最大の買い物である「念願の手工クラシックギター」をオーダーした当時の高揚感、入手したあとの喜びなどを綴ったものだった。

 

piyoより
(2009年の返信より抜粋)


もう残りの人生と情熱を、ギターにめいっぱい注ぐ覚悟です。
 

(高額で)ちょっと震える決断だったけど、手にしたら絶対無駄にはしませんよ!

 

 

⋯これを読んだ時が、一番キツかった。

 

だってあれだけ好きだった「ギター」をやめ、時間がないからと「大好きないろんなこと」を諦めて、未練を断ち切るようにその大切なギターを売ってしまったんだから。

 

このことを考えると、胸が苦しくなって呼吸が困難になって、胃がギュッと痛み出す。

 

「いろいろあったけど、再開できたんだからよかったじゃないか」と開き直ったつもりでも、まだそんな自分が許せないのか⋯。

 

 

🍀 🍀 🍀 🍀 🍀 

 

【心身ともに限界が近づいていた頃】

 

次はブログを閉鎖した時代に近づいてみるか。具体的に何があったのか?

 

2011年6月

当時のメッセージの中にに自分が送った「ブログコメント欄を閉じたことへのお詫びコメント」があった。

 

文章の始まりは「事情があって」⋯? そうか、これはボチボチと常連以外の通りすがり・嫌がらせ/批判コメントが出てきた頃だ。

 

そのことをきっかけに私は親しくなった常連さんとだけ、限定的にメッセージ送信フォームを通じて、あるいはメールアドレスを交換して個別にやり取りをするようになっていった。

 

その頃「読者さんとのやりとり」専用にしていたメールアドレスは2014年春の有料化をきっかけに解約しているので、もう読むことはできないと思っていたのだが⋯。

諦めずにとことんパソコン内を調べてみると、なんとその頃のメールデータをダウンロード保存したものを発見した。

 

それはまさしくWEBサイト「クラシックギターを始めたからには!」を開設した2001年からの大量のメール(データがテキスト化されたもの)だった。

 

 

ギョエ〜ッ!💦

今度は「2001年 宇宙の旅」か!?

 

執念ってすごいな。当時のことを知りたいと強く願ったら、実はひっそりパソコンの中に存在していたなんて。

 

流石に量が多過ぎて読みきれないが、最後の方の2012年〜2013年だけチラッと見ると、自分が崩壊していっている様子がわかる。

 

そうそう、覚えているよ。仕事を休める日が少なくて、日々の激務でどっぷり疲れていた。ちゃんと自分に向き合う時間がなくなって、何もかも嫌になってきて、正常な感覚を失っていったよね。

 

 

その頃のメールではギター関係の恩人やブログで知り合った人たちに対して、

 

「あまり『元気です』とは言えない状態が続いています。」


「色々あってしばらくはギターを弾くことを中断しています。耳の不調もあって、当分は弾く気にはなれないかもしれません・・・」

 

 

「ブログの更新は余裕がなさすぎてできていません」

 

 

「メールの返信も全く追いついていません」

 

 

などと書いてある。

 

なんだ、この変わり様は⋯🙀💧

 

この時の自分に、「絶対にギターを辞めるなよ!このままだと大変なことになるぞ!逆にやめるべきなのは仕事だろ!」と説得しても無駄だったのか。

 

追い詰められて「こんな状況は変えられない」と思いこみ、誰にも相談できないと凝り固まっている人間には通じなかったのだろうか。

 

😖 😖 😖 😖 😭

 

(続く)

 

 

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