闇があるから光がある

 

前回、「人生の中の『光と闇』のうち、闇が深ければ深いほど『光』の輝きがまぶしく、強く感じられる。」と書いた。

 

具体的に自分の例を挙げて、ある方々に感謝の気持ちを伝えたい

 

(以下、その「闇」に言及するため、このキーワードが苦手な方は、そっとページを閉じてください)

 

 

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【コントラスト~闇があるから光がある~】

魂が震えるような喜び」は10代の頃から、音楽を聴くことと奏でることで数えきれないほど経験してきた。しかしそれとは全く逆の「全身が震えるような怒り・憎悪」も経験してきた。

 

そういう負の感情は、ほとんどが小学校時代の(教師から受けた)トラウマが原因だ。もうそのことを忘れたつもりになっていても、どうやら根強く残っているようで、大人になってから「悪夢」の形で現れたりする。

 

もう随分前のことだが朝方に夢を見ていて、その恐怖のピークで目を覚ました(よくある現象)。

 

夢の中で、小さな子供が「誰か、私の恨みを受け継げ!」と強い念を送ってきたのだ。その瞬間、私は全身の毛が逆立ち、身体中が震えるほどの強い「怒りと憎しみ」を感じて目を開けた。

 

その時の恐怖と驚きは、忘れられない(まさか自分の中にそんな強烈な「憎悪」の感情があったとは!)。

 

その子供は、きっと小さいころの自分だ。私がその時の気持ちを心に閉じ込めて、無視していたから怒っているんだ。

 

でも大人になった自分は、その子にどう声をかけたらいいのか分からなかった。ただただ、「ごめんね」と言うしかなかった。無力でごめんねと…。

 

 

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時が経ち、自分の身体に異変が起こったころ(2021年)、「どうしてこんなことになってしまったんだ?」と過去を振り返ってみた。しかしギターをやめてホームページを閉じてから、自分が何をしてきたのかが(記録がなくて)はっきりしない。

 

 

削除して残っていないとわかっていながら、ネットで当時の自分のホームページのタイトルを検索してみた。すると2件、私のホームページについての感想が出てきた(それ自体も約10年前の記述だった)。

 

 

驚いたことに、「(人前の演奏に関する練習日記の言葉に)励まされた」、「貴重なコンテンツを作成してくれた作者に感謝」と書かれていた。

 

 

それを目にした時、「私のやっていたことって、意味があったんだ!」と大泣きした。私の言葉で誰かが励まされたんだとしたら、『ある言葉』で一人の小学生を死に追い込もうとしたあの教師(←この事件は当時、親にも言えなかった)より、よっぽど『言葉』をいい方向に使えたんじゃないの!

 

 

「言葉」は人を殺すこともあるけど、人を生かすこともできるんだ。

 

 

やっと、やっと長年の『呪縛』が解けた気がした。その呪いはもしかして、いつの間にか「自分が自分にかけ続けてしまっていたもの」なのかもしれない…。そして今、私は過去のとんでもない教師たちを「反面教師」として今後の人生に活用することにした。

 

 

もう随分前に、過去のホームページへの感想を書いてくださったお二人へ。

 

こちらこそ、あなたたちの言葉に励まされました。

本当にありがとうございます💖

 

「クラシックギターを始めたからには!」

 

昔と今ののpiyoより 

 

 

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