音楽は魂に喜びを与えてくれる。
つらい時に聴きたくなる曲、いいことがあった時に聴きたい曲。それらのお気に入り曲はプレーヤーがなくても、頭の中で再生できるほどだ。そうやってずっと、音楽に助けられてきた。
自分が演奏する場合も、その時の感情に合わない曲を弾くのは難しい。悲しい時に「喜びに満ちあふれた曲」を奏でることはできない。いや、弾けるんだけど、自分に嘘をついているような気分なのかな…。
人生における数々の「喜怒哀楽」の経験は、その人の演奏に影響すると思う。例えば人生の中の「光と闇」のうち、闇が深ければ深いほど「光」の輝きがまぶしく、強く感じられる。
完全に「闇」に飲み込まれてしまったらまずいけど、つらい経験があったからこそ何かが特別に素晴らしいと思えたりする。それが私にとっては「音楽」だと言える。
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【心を震わせる音楽~音の波~】
ギターを再開した今、音楽による「喜び」を感じることで「負の感情」を緩和することができるのなら、自分の魂を癒すために「ギターを弾くこと」が必要だと再確認した。音楽こそが実は、私がこの世に止まっている「理由」なのだろう。
この世の全ては「振動」でできている。
その時の感情と「波長」の合う曲というものもあって、ここ数年の連続する衝撃的な出来事(世界的茶番の数々・会社での事件・自分の身体に起こった異変など)から来る「不安」を和らげるためによく聴いていた曲がある。
眠れない夜は、Pink Floydの「Atom Heart Mother(邦題:原子心母)」を繰り返し聴いていた。その曲のある部分に来ると、まさしく私の魂が(いい意味で)震えるのだ。
今はまた、クラシックギターの曲を中心に聴いている。昔弾いていた曲が流れると、その時の思い出がよみがえる。弾いたことがない曲は、今こそ挑戦してみたいと心が躍る。
演奏スタイルって人それぞれだけど、その人の人生観とか人生経験が「音」に影響するものなのかな? それは「独特の波長」として、わかる人にはわかるんだろうか。
言葉では説明できないけど、きっとそれを「受信」しているんだと思う♫