いつの間にか身体中を走り回ってた感覚がなくなってる
焼けるみたいな息苦しさも
引き裂かれるみたいな激しい痛みも
全部全部、なくなってた
「ザックス…」
雨音に掻き消されそうな小さな声が名前を呼ぶ
凄く掠れてて弱々しいけどちゃんと聞こえる
ぼやけて上手く見えないけどすぐ傍に居るのはわかるよ
なんか、ほっとした
ゆるりと頭をもたげたクラウドの顔は相変わらす白い気がする
まだ意識もはっきりしてないみたいでふらついてる
這ってきたみたいだけど怪我はないみたい
魔晄のせいで変わっちまった瞳が揺れてるように見えて腕を伸ばした
本当は頭、撫でてやりたいんだけど
感覚が無くなってきてるせいで上手くいかない
引き寄せたせいで体勢を崩させちまった
俺の上に重なるみたいに乗っかたクラウドの髪や頬が赤く染まる
綺麗な顔を汚したのは俺の血
雨と泥と混じってぐちゃぐちゃになったソレが目に滲みる
「…ザックス、」
繰り返し呼ばれてなんだか変な気分になる
やっと聞けた4年ぶりのクラウドの声
嬉しい けど 悲しい
もうお前の顔も見えないし
声も上手く聞き取れない
自分が何を言ってんのか、何を伝えたいのか
それさえわからなくなる
まっしろになって、きえてく
「おれの、ぶんまで…」
もう一度握り締めたバスターソードに夢と誇りと、言葉にできない想いを全部載せて
俺は、親友に全てを渡した
やっとお前と話せたのに、
もう言葉が出てこないんだ…
焼けるみたいな息苦しさも
引き裂かれるみたいな激しい痛みも
全部全部、なくなってた
「ザックス…」
雨音に掻き消されそうな小さな声が名前を呼ぶ
凄く掠れてて弱々しいけどちゃんと聞こえる
ぼやけて上手く見えないけどすぐ傍に居るのはわかるよ
なんか、ほっとした
ゆるりと頭をもたげたクラウドの顔は相変わらす白い気がする
まだ意識もはっきりしてないみたいでふらついてる
這ってきたみたいだけど怪我はないみたい
魔晄のせいで変わっちまった瞳が揺れてるように見えて腕を伸ばした
本当は頭、撫でてやりたいんだけど
感覚が無くなってきてるせいで上手くいかない
引き寄せたせいで体勢を崩させちまった
俺の上に重なるみたいに乗っかたクラウドの髪や頬が赤く染まる
綺麗な顔を汚したのは俺の血
雨と泥と混じってぐちゃぐちゃになったソレが目に滲みる
「…ザックス、」
繰り返し呼ばれてなんだか変な気分になる
やっと聞けた4年ぶりのクラウドの声
嬉しい けど 悲しい
もうお前の顔も見えないし
声も上手く聞き取れない
自分が何を言ってんのか、何を伝えたいのか
それさえわからなくなる
まっしろになって、きえてく
「おれの、ぶんまで…」
もう一度握り締めたバスターソードに夢と誇りと、言葉にできない想いを全部載せて
俺は、親友に全てを渡した
やっとお前と話せたのに、
もう言葉が出てこないんだ…