東京出張三日間

初日はあいにくのお天気で、ミストな雨模様

夕暮れの銀座を傘さして歩く…雰囲気は

どこかロマンチックですね


目的はホール観光照れ(笑笑)

銀座界隈では王子ホールに訪れていますが、

今回は世界に誇る日本のピアノメーカーが

首都東京で運営する直営ホール


オープン当初おじゃました事がありましたが

コンサート機会に恵まれず

ようやく、と言ったところ


どんな響きがするのか、ワクワクしながら

訪問ですウインク

面白い企画展示をしていました

江戸をイメージした空想鍵盤楽器のようです

観光、外国人にウケそうな発想ですよね





ヤ◯ハ銀座店ホール

全333席


景色に目をやりつつ、中へ

横幅に対して天井が高く、手を叩くとかなり残響があります

内壁は凸凹、天井から倍音が緩やかに降りて来る印象

ピアノはご存知CFX

調律師がどんな音に仕上げているか楽しみです

今回のプログラム

音大生による三日間の演奏イベントです

演奏者はこちら


まずはシューマンピアノソナタ第三番

演奏開始から迫力があり、テクニック満載

大沢さんの意気込みが伝わってきます


しかし徐々に耳が疲れてくる…

妙に違和感、曲全体の響きが耳にツク…

演奏者のタッチが悪いのではなく、ピアノの

高周波が耳にツイて、ウルサイ

mfのタッチでそうなのでffになると勘弁して欲しいレベル


ヤバイガーン


次の高橋さん、やや線が細い印象ながら

美しいタッチと高揚感、歌い心溢れる演奏で

とても好印象です

しかし、やはりピアノの音が悪い

もはや曲を邪魔してるレベル

痛々しい詰まった高音が、バッハのレガートな心地良さを消している。

リストになると、ガチャガチャかき鳴らすだけ

何を弾いているのかわからないレベルで

ラヴェルの最後の音はチンびっくりマーク滝汗


最高音域、チ、チ、チンはてなマーク

これはアカンでしょうプンプン


後半プログラムは聴く気にならず

ホテルへ帰る事にしましたショボーン


調律師の音造り

とにかくワンワンに遅れて響き渡りますから

ホールトーンに強調される周波をうまく調理しなければなりません

言ってみれば究極的な整音が必要です

音質、低中高のバランス…

会場全体にどう届いているか


世界に誇る日本のピアノメーカーが

首都東京で運営する直営ホールとしては

とても残念な印象を受けてしまいました。

知人も以前、このホールでダンタイソンを聴いたようですが

違和感を感じていたようです。


しかしホールの実力は可能性がありそうなので

次回、機会があれば弦楽アンサンブルを聴いてみたいですねニコニコ