マインドマップ作成ツールとして最近まではFreeMind を使用していましたが、今年からXMind に切り替えました。
複数のマインドマップをひとつのファイルにまとめられることと、作成したマインドマップの見た目が好みにあっていたことがその理由です。

今回は、centos_x86_64 (CentOS 5.4 64bit環境) にXMindを導入してみたいと思います。

1. ダウンロード

XMind のサイトで「Download XMind It's free」を選択すると、OS毎のダウンロードリンクが並んでいます。
CentOS (RedHat/Fedora) 用のRPMはありませんので、「Portable - ZIP (Windows + Mac + Linux)」からzipファイルをダウンロードします。
本日時点の最新バージョンは xmind-portable-3.1.1.200912022330.zip でした。

2. ZIPファイルの解凍

以下のコマンドでダウンロードしたZIPファイルの解凍を行います。
$ mkdir xmind
$ cd xmind
$ unzip ../xmind-portable-3.1.1.200912022330.zip

解凍すると、以下のファイル/ディレクトリが作成されます。
$ ls
Commons XMind_Mac_OS_X lgpl-3.0.html
XMind_Linux XMind_Windows readme.txt
XMind_Linux_64bit epl-v10.html xmindpro_license.txt
(*) 青字がディレクトリです。

3. 不要ファイルの削除

ダウンロードしたZIPには、Windows用やMacOS用等のファイルが含まれているので、不要のファイルを削除します。
$ rm -rf XMind_Linux XMind_Mac_OS_X XMind_Windows

今回は64bit版OSですので「XMind_Linux」を削除していますが、32bit版OSへのインストールの場合は「XMind_Linux_64bit」を削除します。

4. インストール

インストールといっても、不要ファイルを削除したディレクトリを任意の場所に配置するだけになります。
今回は、他ユーザとの共有を考えていないため、HOMEディレクトリ直下へのインストールとしました。
$ cd ..
$ mv xmind ~/

他ユーザと共有する場合は、/usr/local/ 配下等にインストールすることになるのでしょうが、どうも起動時に xmindディレクトリ配下に書き込み処理を行っているようですので (ライセンス登録?)、パーミッションに注意する必要がありそうです。

5. XMidの起動

インストールしたOS用ディレクトリ直下にある起動用ファイルを実行します。
初回起動時にユーザ登録を要求されるので、ユーザの作成と登録処理を行ってください。
$ ~/xmind/XMind_Linux_64bit/xmind &

赤び~の備忘録-01_XMind

XMindの特徴として、作成したマインドマップをアップロードしてブログ等に貼り付けることが可能なのですが、残念ながらAmebaブログでは<iframe>タグを使用できないため貼り付けることができませんでした。
ご参考までにサンプルとして作成・アップロードしたマインドマップを公開します。(sample )

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