最近よく質問される”姿勢”について今日は少し書いてみます。



本業は整体ですが、学習塾もやっているので、塾に来る生徒の親御さんから


「姿勢が悪いんですが、どうすれば良くなりますか?」


って言う質問を受けます


こちらこちら のページにも解説していますが、結論から言うと、



1.大人と同じで筋肉疲労がたまって筋肉が固くなって縮まない


2.筋肉の機能には異常はないが、それが正しい姿勢だと学習してしまっている



の2つのパターンに分けられます



1については、筋肉は収縮(縮んで)して機能します。
筋肉が筋肉疲労を起こして固くなっていると縮まない(固いから、無理に縮ませようとすると痛い)。前傾姿勢で猫背になっているのは背部(背中側)の筋肉が固くて縮まないので身体を起こし上げられないだけです。

じゃぁ、運動して筋肉をつけたらとよく言われるのですが、確かに運動しないと筋肉は太くなってきません。ただ既に固くなっている筋肉を無理に動かすなんてのは、準備運動しないで全力疾走するみたいなもので、非効率的で怪我も起こしやすくなります。

まずは、筋肉疲労がたまる原因(動きすぎ(部活等で1日中身体を酷使している)、勉強のし過ぎ(ずっと座っている)、多大なストレスを受けている、を見つけて、解消してやれば子供の回復能力大人の何十倍もあるので、寝ていれば回復して来ます。

よく「動かない=筋肉は使ってない」と言う風に捉えられていますが、横になって寝ている時以外は脱力できないので、姿勢を維持する為に常に筋肉を使い続けているので、座っているだけでも筋肉疲労は蓄積して行きます。


だから子供が横になってゴロゴロするってのは防御反応で、寝て、身体を休めようとしているだけで、決して怠けているのではありません。




2については、ボールを蹴るとかボールを投げると言った動作と同じで、子どもは生まれてから親の動作を見て、手足や身体の使い方、動かし方を目で見て学習します。なので、仕草や物言いのみならず、歩き方や作法まで似て来るのですが。

つまり、親が猫背だと、それが座った時の正しい姿勢だと思って、子供も猫背にわざとして、結果的に猫背になってしまうのです。

だから


子供の姿勢が悪い=親の姿勢はどう?


って事になります。


ウチにも1歳半の娘がいますが、この娘も私や母親の、身体の使い方を見て常に学習しています。だから特に姿勢には自ら気をつけています。

なのでこれから成長する乳幼児をお持ちの親御さんは特に自分の姿勢を気にして下さい。それを見て子供は学習していていますので。


動物は身体を動かす事で常に姿勢のキャリブレーション(校正)を行っています。ただ筋肉疲労が蓄積していると固い筋肉を無理矢理動かさないとキャリブレーションできない為、無理にキャリブレーションを行おうとはせず、できる範囲でのキャリブレーションしか行いません。それが長期間続くと、歪んだ姿勢ってのが定着して来て、その姿勢に戻す為のキャリブレーションを行います。つまり自分で姿勢を戻しているんだけれども、正しい位置に戻せてないと言う状態になります。


ですのでまず、子どもさんに”姿勢が悪い”と言う前に、気になったら、自分の姿勢はどうか、鏡で見てみて下さい