WRESTLE KINGDOM 17

in 東京ドーム

アントニオ猪木 追悼大会

〜闘魂よ、永遠に〜

プロレス界最大のビッグイベント、
新日本プロレスがお届けする
新春闘い初めのイッテンヨン!


昨年10月、新日本プロレス創業者であり、
プロレス界の神、燃える闘魂
アントニオ猪木さんが逝去。

昨年を駆け抜けた、新日本プロレス旗揚げ50周年イヤーのクライマックスとなる今回の東京ドーム大会は、
アントニオ猪木さんの追悼大会と銘打たれました。

ファイティングスピリットを胸に、
闘いの炎を絶やすことなく、
超戦士たちがここ“闘強導夢”から
今年も激闘を繰り広げます!





第0-1試合 3分1本勝負

エキシビションマッチ

大岩陵平

vs

ボルチン・オレッグ

まずはダークマッチです!ヤングライオン大岩陵平選手と、ブシロードクラブ出身でレスリング世界選手権にも出場経験のあるボルチン・オレッグ選手がエキシビションで対決!力強いリフトも披露するが、3分はあっという間でドロー。

(3分 時間切れ引き分け)






第0-2試合

『KOPW2023』進出権争奪

ニュージャパンランボー

トロフィーからベルトとなった『KOPW2023』決定4WAYの出場権を争う、ニュージャパンランボー!

毎年大混戦になるこの試合ですが…、

勝ち残ったのは以下の4名!
翌日のKOPW2023決定4WAY戦に進出です!

進出権獲得

SHO

グレート−O−カーン

矢野通

鷹木信悟

(30分37秒 オーバーザトップロープ)

退場順:EVIL、石井、DOUKI、 金丸、ロッキー、田口、ヒクレオ、コブ、シェイン、マイキー、ヘナーレ、タイチ、裕二郎、KENTA、ファンタズモ






それぞれが、闘魂タオルを巻いて入場!

30分1本勝負

アントニオ猪木

メモリアルマッチ

真壁刀義

小島聡

永田裕志

vs

藤波辰爾

鈴木みのる

タイガーマスク

猪木さんに縁のある6人による、メモリアルマッチ!

猪木さんの一番弟子、藤波選手のドラゴン殺法!しかし最後はタイガー選手の丸め込みを切り替えして真壁選手が勝利!

○真壁刀義

(9分10秒 エビ固め)

●タイガーマスク

藤波選手の“1.2.3.ダー!”、そして「炎のファイター」でメモリアルマッチを飾ってくれました!!





さぁ、ここからは本戦のスタートです!

第1試合 60分1本勝負

IWGPジュニアタッグ

選手権試合

〈チャレンジャーチーム〉

YOH

リオ・ラッシュ

(CHAOS/SJTL2022優勝チーム)

vs

〈第70代チャンピオンチーム〉

TJP

フランシスコ・アキラ

(UNITED EMPIRE)

※3度目の防衛戦

ジュニアタッグの頂上対決!流血アクシデントにもめげずにリオ選手が躍動するも、アキラ選手が丸め込んで逆転勝利!

○フランシスコ・アキラ

(10分29秒 首固め)

●YOH

※チャンピオンチームが3度目の防衛に成功






第2試合 60分1本勝負

IWGP女子選手権試合

〈初代チャンピオン〉

KAIRI

vs

〈チャレンジャー〉

中野たむ

※初防衛戦

昨年新設された、史上初のIWGP女子王座!チャレンジャーの中野たむ選手がプランチャ・スイシーダ、バイオレットスクリュードライバーと追い込みますが、

強烈なカットラスから、インセインエルボーで初代王者、KAIRI選手が防衛に成功!

○KAIRI

(5分47秒 インセインエルボー→片エビ固め)

●中野たむ

※チャンピオンが初防衛に成功

するとそこへ現れたのは、元WWEサーシャ・バンクスことメルセデス・モネー選手!王者KAIRI選手に宣戦布告、これは凄いことになりました…!






第3試合 60分1本勝負

IWGPタッグ選手権試合

〈チャレンジャーチーム〉

後藤洋央紀

YOSHI-HASHI

(CHAOS/毘沙門/WTL2022優勝チーム)

vs

〈第96代チャンピオンチーム〉

ダックス・ハーウッド

キャッシュ・ウィーラー

(AEW/FTR)

※3度目の防衛戦

タッグの超実力者、AEWのFTRに挑むのは、WTL2022優勝の毘沙門!

安定かつ強靭な王者チームに、突貫ファイトで突っ込んでいき、最後は“消灯”で王座奪還!!

○YOSHI-HASHI

(10分10秒 消灯→エビ固め)

●ダックス・ハーウッド

※FTRが3度目の防衛に失敗、毘沙門が新チャンピオンチームとなる

新日本にタッグのベルトが帰ってきました〜!!






第4試合 15分1本勝負

NJPW WORLD認定TV王座

決定トーナメント決勝戦

成田蓮

vs

ザック・セイバーJr.

昨年秋から繰り広げられてきた、NJPW WORLD認定TV王座決定トーナメントの決勝戦。勝ち上がったのはこの二人!

意地もむき出しのバチバチファイトは、一瞬の腕ひしぎがガッチリと伸びて、決着!!

○ザック・セイバーJr.

(10分32秒 腕ひしぎ十字固め)

●成田蓮

※ザックが初代王者となる

試合後に現れたのはTMDKの二人。するとザック選手を勧誘し、それに応じた!新日本のリングで再会した3人。今年の台風の目となるか!?






第5試合 60分1本勝負

NEVER無差別級選手権試合

〈チャレンジャー〉

タマ・トンガ

vs

〈第37代チャンピオン〉

カール・アンダーソン

※3度目の防衛戦

昨年から因縁渦巻くガン・スタン対決!

ベルト殴打での奇襲や花道でのバーナードライバーなどに苦しむも、最後はやはりガン・スタンでリベンジに成功!

○タマ・トンガ

(9分36秒 ガン・スタン→片エビ固め)

●カール・アンダーソン

※アンダーソンが3度目の防衛に失敗、タマが新チャンピオンとなる

NEVERのベルトが戻ってきました!晴れてシングルプレイヤーとしてのリスタートです!






いよいよ来月に引退を控えた武藤敬司選手、
新日本プロレス現役最後のリング!!

第6試合 30分1本勝負

武藤敬司

新日本プロレス ラストマッチ

武藤敬司

棚橋弘至

海野翔太

vs

内藤哲也

SANADA

BUSHI

武藤選手とSANADA選手の師弟対決からスタート!いきなりラウンディングボディプレス!!

武藤選手もシャイニングウィザードで応戦しますが、ムーンサルトプレスは棚橋選手さすがに止める!!

海野選手のSTF、棚橋選手のテキサスクローバー、そして武藤選手のフィギア4レッグロックの共演!!

棚橋選手のスリングブレイドから…!

武藤選手のシャイニングウィザードと連続攻撃!

そして最後は海野選手がデスライダーで仕留めました!

○海野翔太

(9分20秒 デスライダー→片エビ固め)

●BUSHI

過去、現在、未来のエースが揃い踏み!こんな光景も見納めです!最後までプロレスラー・武藤敬司を突っ走ってください!






第7試合 60分1本勝負

IWGPジュニアヘビー級

選手権試合

4WAYマッチ

〈第92代チャンピオン〉

石森太二

vs

〈チャレンジャー/BOSJ29優勝者〉

高橋ヒロム

vs

〈チャレンジャー〉

エル・デスペラード

vs

〈チャレンジャー〉

マスター・ワト

※2度目の防衛戦

※4選手同時に試合を行い、いずれかの1選手が勝利した時点で決着とする。

ジュニア戦線混沌の4WAY戦!意外と連携もあり!?

2023年の新日ジュニアを牽引するのは誰だ!?

互いに探り、裏をかくような複雑な攻防…!

ワト選手がめちゃくちゃ頑張って、王座が目の前!

ですが!最後はタイムボムⅡでヒロム選手が王座奪取!

○高橋ヒロム

(16分43秒 TIME BOMB Ⅱ→片エビ固め)

●マスターワト

※石森が2度目の防衛に失敗、ヒロムが新チャンピオンとなる

2年ぶりに!ヒロム選手の元へジュニアのベルトが戻ってきました!






さぁここからはダブルメインイベント!4年ぶりの新日本マットとなるAEWのケニー・オメガ選手!

対するは…復活の“ELEVATED”で入場してきたウィル・オスプレイ選手!!ジ・アサシンを蘇らせた覚悟です。これやばすぎ!!鳥肌!!!


ダブルメインイベントⅠ

第8試合 60分1本勝負

IWGP USヘビー級選手権試合

〈第16代チャンピオン〉

ウィル・オスプレイ

vs

〈チャレンジャー/AEW〉

ケニー・オメガ

※5度目の防衛戦

遂に実現した、実現してしまった、禁断の対決…!!

新日本プロレスを彩ってきた二人の、時空を超えた闘い!

オスプレイ選手は、ロビンソンスペシャルからオスカッター!

ケニー選手の超人的プロレスの牙城は厚く…!ハイリスクな雪崩式の攻防は、ケニー選手が切り替えし、金具剥き出しのコーナーにDDT…!!

そしてノータッチトペ・コンヒーロ!!

序盤からヒールモードのケニー選手は、序盤に机を相手の上に敷いてフットスタンプ!さらにそこへ粉々になるまで顔面を当てていく…!

オスプレイ選手は流血し、かなり苦しい展開!そこに待ち受けるVトリガー…!!

さらには!雪崩式クロイツ・ラス!!

かなりグロッキー、KO寸前のオスプレイ選手でしたが、自らを鼓舞し左右連続のヒドゥンブレイド!

そしてコーナー最上段からのスーパー・オスカッター!

ストームブレイカーは回避されると…ここでスタイルズクラッシュ!!!

そして顔面へのヒドゥンブレイドと畳み掛けますが…!ケニー選手は返す!

トドメのストームブレイカー…は切り替えるとVトリガー!互いに譲らぬ攻防の中、クロスアーム式ジャーマンから手を離さす…カミゴェ!!!

そして抱え上げた〜!One winged angel!!!

○ケニー・オメガ

(34分38秒 片翼の天使→片エビ固め)

●ウィル・オスプレイ

※オスプレイが5度目の防衛に失敗、ケニーが新チャンピオンとなる


衝撃的な闘いは、34分!世界がひっくり返る闘い!
US王座が再びケニー選手の元へ…!!






東京ドームの最後は、G1覇者&プロレス大賞MVPのオカダ・カズチカ選手!

そして第5代IWGP世界ヘビー級チャンピオンのジェイ・ホワイト選手による50周年総決算・頂上対決!!

ダブルメインイベントⅡ

第9試合 60分1本勝負

IWGP世界ヘビー級選手権試合

〈第5代チャンピオン〉

ジェイ・ホワイト

vs

〈チャレンジャー/G1 CLIMAX 32優勝者〉

オカダ・カズチカ

※3度目の防衛戦

アントニオ猪木さん追悼大会のメインイベント!これがプロレスの真骨頂。

序盤こそ余裕を見せていたジェイ選手。オカダ選手共にギアを上げていきます!

緩急のあるスタイルの両者だけに、隙を見せられない攻防!

ドロップキック、そして旋回式ツームストンで勝機を見出す!

マネークリップで体力を奪っていきますが…

セコンドの外道選手が要所要所で足を引っ張る!二人まとめてコーナーからトペ・コンヒーロ!!

重いエルボーをガンガン打ち込んでいく!

ジェイ選手はすぐさま裏投げで反撃!さらにエプロン際にバックドロップで投げ落とす!

SSS、レッグロールSH、クロスアーム式ブラディーサンデーと畳み掛ける!

起き上がり小法師のショートレンジラリアットで、流れを再び引き寄せますが、

レインメーカーを切り替えされ、ブレードランナー炸裂!!!しかしこれをオカダ選手は返した!!!

挑発するかのように、逆にレインメーカーを決めたジェイ選手は、このポーズ!!

続くレインメーカー式ブレードランナーは、今度は切り替えして正調のレインメーカー!!

意地の張り合い、打撃合戦。

そして延髄斬り!!!

そして卍固めの体勢から、変形旋回式ドライバー!!!

ドームに響く大咆哮から…!!

レインメーカー炸裂!!!!!

○オカダ・カズチカ

(33分3秒 レインメーカー→片エビ固め)

●ジェイ・ホワイト

※ジェイが3度目の防衛に失敗、オカダが新王者となる

オカダ選手が第6代IWGP世界ヘビー級王者となりました!2度目の当王座戴冠!

そこへ現れたのは、鷹木信悟選手!昨年のリベンジと共に、王座へ挑戦表明!!

パンデミック以降最多となる2万6085人の観衆が動員された今大会、昨年の2連戦より1日で8000人以上上回るV字回復!そして歓声が戻ってきたことへの感謝。

涙ぐみながら、猪木さんが築き上げた新日本プロレスを受け継いでいくと力強く宣言!

「金の雨が降るぞー!!」で、ドーム大会を締めくくる…と思っていましたが!!

「猪木さん追悼興行なのに、このまま終われないでしょ!やりますか、皆さーん!!!」

オカダ選手の「1.2.3.ダァー!!!」、
そして炎のファイターが再び流れ、大会の締めくくりとなりました!!

さぁ、いよいよ新日本プロレス51年目のスタートです!
時代の変化とともに生まれる様々なスタイルのプロレス。そこの原点には常に闘魂が宿っています。

ファイティングスピリッツを胸に、次のステージへ!
新日本プロレスの大躍進はこれからです…!

幕を開けた2023年の新日本プロレス!
ここから再び全国各地へ!盛り上げてまいりましょう!

というわけで!新日本プロレス50周年の総決算にして、2023年闘い始めの東京ドーム!
「WRESTLE KINGDOM 17
アントニオ猪木追悼大会 −闘魂よ永遠に−」
の模様をお届けしました!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!!