たまーに勝手に考えることがある。
神戸三宮シアター・エートーさんについて。
過度な心配はしてないです。
なぜなら…はこちら『芝居小屋戦記』をご購入頂きお読みになってみてください。
納得できますよ。
【場所】がJRでも阪急でも"激チカ"なのが私のような帰りの電車の時間を気にするシンデレラには凄く助かります。開演まで時間がなくて焦ってるときでもその『近さ』のお陰で鼻歌うたえるくらい何事もなかったかのように入場してました。受付で「間に合ったんですね」とよく言われていたので色々バレてたみたいです。
【客席】の椅子はとても座り心地がいいです。その中でも私が特別に感じているのは左右にある『補助席』。まだ二回しか座ったことがないのですが『独り』に優しくフィットしてくれる素敵な椅子です。
前でも後ろでも客席とステージの距離が"激チカ"なので私のような視力の悪い人でも見やすいかと。いまは感染対策の都合上で椅子の配置は以前と同じではないでしょうが、一列目に座ったときはあまりにも近すぎてモジモジしたくらいです。
ステージの内容によって客席を『カスタマイズ』できるのは使う側の皆様にもオススメの点です。
【お手洗い】は客席より上の階に上がるので最初はちょっとドキドキしました。こともあろうか私はビビりすぎて演者さんに連れてってもらいました(笑)
年数が若い劇場だからもありますが、私が色んな小劇場のお手洗いを見てきた中で一番です。
お手洗いがキレイなのは誰にとっても今のご時世にとっても『重要』ですよね。
【受付】すごく丁寧です。受付にくるといつもホッとします。これはなかなか大劇場では感じられない。そもそも受付に行くことがないし。そんなに通いつめてもいない私でも顔馴染みの気分にさせてくれる。優しくて気さくな受付も魅力です。これからも私を待っていてほしいと個人的に思っています。
こんなオバサン覚えてねーよと嫌われてたらごめんなさい。
【支配人】女優さんなんですよ。お芝居観ながら支配人も見れるなんて、こんな面白いことあります?シアター・エートーさんがいきいきして感じられるのは支配人のこのアクティブさが劇場に反映しているからだと。
支配人は演技の一つ一つに凄く繊細で、何かを学ぶたびに心輝かせてパワーをみなぎらせる。そこでふいに少女のような可愛らしさを見せられては、好きにならずにはいられません。支配人こそ劇場の神様です。
【機材】なんでこんなにええもんが揃っとるん?ってか多くない?と初めて見たときは疑問しか浮かびませんでした。
小劇場のレベルを軽く越える『照明』の数。
『音響卓』やスクリーンのための『プロジェクター』も高額高性能。
キャパと機材のギャップが凄くて、知識のある方なら「んん!!」と驚くと思います。(型番とかどんな感じとかはエートーさんの動画でご覧になれますよ。)
ただなんとなく揃えたものではなく"使う側が喜ぶもの"が置いてあるのは、使う側の立場をよく知っているからですね。
【楽屋】三階にあるそうです。私のような一般人には楽屋は"秘密の花園"でしたがエートーさんの動画で隅から隅までガッツリ見れるのであなた目線の楽屋をぜひ『体感』してみてください。
楽屋がキレイだったら嬉しいですよね。
モチベーションもいっきに上がるかと。
老舗さんの楽屋も伝統や憧れから心が引き締まるかと思いますが、エートーさんのように新しいものもまた新鮮な気持ちでステージに向かえるかと。
【楽屋】(動画が見れない方へ)
何にも知らない人が集まって作った場所ではなく、使う側やお客様の"楽しい"が集まって作られた場所。
それが【神戸三宮シアター・エートー】さんだと思っております。
コロナ禍で大変な今だからこそ使ってほしい。
日頃から使う側も見る側も協力仕合い感染対策をとってきたのですから、劇場は『安全が集う場所』です。
ただ、お客様の中で劇場に行きたくても行けない理由は感染のことだけではないはず。
お金や、時間のこともあると思います。
行けなくても最近は【配信】が増えたからいいや!とは一概には言えません。
配信では臨場感に欠けると思うことや、配信を見る機器がない、払うお金も出せず見れない方も沢山いますよね。
「いつかは行きたい」と思う人たちを置いてけぼりにしないためにも楽しいはずっと続いていかないといけないし、続いていってほしいと心から思います。
その【楽しい】を支えるのが劇場や団体の努力やお客様の力だけでなく、続けていくためにも業界に対してもっと国にも目を向けて頂きたい。安心安全をみんなで一緒に支えてほしいと思います。
こんなに偉そうなことを言ってる私は無職なんですけどね(笑)
【言葉】での支援はできるので、しっかりとブログにしがみついていま書いております。
私が大好きな【神戸三宮シアター・エートー】さんのことをよろしくお願いいたします!