6日目は、ローマで丸一日自由行動の日でした。

まずは、早朝にホテルから観光バスで街中へ移動。

この日は、ホテルの食堂で朝食をとる時間がなかったため、ランチボックスが配布されました。

 

そして、ポポロ広場近くの通りでバスを降り、自由行動となりました。

私はこの日はオプショナルツアーで、午前中はヴァチカン市国と美術館の観光、午後はコロッセオとフォロ・ロマーノの観光を申し込んでいました。

これらのオプショナルツアーは、他のツアーでローマへ来ている参加者と合同でした。

 

ヴァチカン市国のほうは、参加者がおおよそ20〜30人くらいで、今回の同じツアー参加者はほぼみんな参加していました。

まずは解散場所から地下鉄で移動し、チプロ駅を出たところに集合。

現地ガイドさんの案内でヴァチカン市国へ徒歩移動し、入国手続きが行われ、セキュリティチェック(空港と同じような手荷物検査)を経たあと、美術館の観光が始まりました。

 

 

 

 

 

 

 

ここでも、名だたる巨匠たちによる絵画や彫刻、天井や壁面に施された作品の数々を見ることができました。

(これまで写真などで見たことがあるものもいくつかあり)

 

ちなみに、午前中は(前日に続き)嵐のような大雨で、美術館では何度か中庭を通ることもありましたが、傘が吹き飛ばされそうになりながら作品の写メを撮る場面もありました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

美術館の観光後は、そのまま中から(ローマ法王がお住いになっている)サン・ピエトロ大聖堂へ入場。

美術館の最終地点の部屋が、博物館へつながる出口とサン・ピエトロ大聖堂につながる出口の2つに分かれていて、博物館へ行きたい場合はそちらへ行くことも可能でしたが、みんな後者を選びました。

ちなみに、セキュリティの関係で、この入口からは一般的の人が個人で大聖堂に入ることはできず、入れるのは現地ガイド付きの場合のみとのことでした。

一般的の人はいったん美術館の外に出てから、2時間ほど並んで入り直す必要があるとのことでしたので、オプショナルツアーに参加して本当に良かったと思いました。

 

 

そして、大聖堂に入る手前の玄関廊(アトリウム)で解散となりました。

その後、1時間ほど大聖堂の中を見たあと、外を少し散策し、ヴァチカン市国を出ました。

時間があれば、大聖堂の一番上(クーポラ)へ登りたかったですが、今回は断念。

ちなみに、このあたりから少しずつ晴れてきて、午後は良い天気の中で観光できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それから、地下鉄と徒歩で、午後のオプショナルツアーの集合場所(ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂)へ向かいました。

このとき、たまたまトレヴィの泉の横を通りましたが、前日は雨天の写真しか撮れなかったため、せっかくなので天気が良い状態のも何枚かパシャリ。

 

そして、集合場所の近くでランチにスパゲッティ(アマトリチャーナだったかな・・・何を頼んだか忘れた/笑)を食べ、時間ギリギリでしたが集合に間に合い、今度は別の現地ガイドさんの案内でフォロ・ロマーノを含めたローマの古代遺跡の観光がスタートしました。

こちらは、私を含めて参加者が5人と少なめで、今回の同じツアー参加者は他にいませんでした。

 

 

 

まず、フォリ・インペリアーリ、フォロ・ロマーノの案内では、古代ローマの実際の風景(イメージ)を含めて、当時あったどの建物がどのような用途で使われていたのか、遺跡が発掘された背景など、色々とマニアックな知識を教わりながら観光することができて楽しめました。

中でも意外だったのが、古代ローマの建物は全体的に白いイメージを持っていましたが、実は当時はカラフルな色付けもあり、長い年月とともに色が剥がれ落ちていったのだということでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、パラティーノの丘では、当時の皇帝がどのような眺めでフォロ・ロマーノを含む街全体を見ていたのか想像することを楽しみながら眺めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、コロッセオの案内でも、建てられた背景や方法、当時どのようなかたちで闘技が行われていたのかなどを詳しく教わりながら観光することができ、こちらも楽しめました。

中でも少し驚きだったのが、舞台の下が地下室のようになっており、動物が登場する仕組みがあったことでした。

今では、演劇などで舞台の下から人が登場したりするのは普通にありますが、その技術の原点がここにあったのかなと思うと、感慨深いものがありました。

ローマ人はとても計算ができて賢かったというのが納得できました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、コロッセオの中で解散となり、もう少しだけ中を見学してから外に出ました。

午後からは晴れたため、落ち着いてゆっくり観光できたのが何よりでした。

 

 

 

それから、コロッセオから徒歩30分くらいのところに、カンツォーネを聴きながらディナーを楽しめるレストランがあることを旅行前に調べ、前日に予約していたため、そこへ移動しました。

(やはり、最後に本場のカンツォーネを聴きたかったので)

 

このレストランは、トラステヴェレという、コロッセオ側から見てテヴェレ川を渡ったところにある下町的な雰囲気のエリアにありますが、(このエリアを)歩いていたら少し暮らしてみたくなりました。

 

 

 

 

 

 

 

少しカフェで休憩した後、お店の開店時間(予約時間)に合わせて入店しました。

中は下町のジャズバーのようなおしゃれな雰囲気で、店内の席とテラス席があり(見た感じテラス席のほうが多そう)、私は店内の席に案内されました。

席について料理(牛ステーキと野菜サラダ)とビールを頼み、食べ始めるのと同時くらいにカンツォーネの演奏者の皆さんが現れました。

 

演奏者は交互に席を回りながら色々な曲を演奏してくれる感じでした。

2時間ほど滞在しましたが、前半はほとんどテラス席で演奏されていて、あまり聴くことができませんでしたが、後半は店内の席に来て演奏して頂けて、(日本でも馴染みのある曲を含め)数曲聴くことができました♪

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後は、夜遅めの時間だったため、レストランでタクシーを手配してもらい、ホテルへ戻りました。