2日目の早朝、中継地点のワルシャワ・ショパン空港へ到着。

 

ここで初めて、添乗員を含めた同じツアー参加者同士の集合となりました。

参加者は、新婚のご夫婦と思われるカップルが数組、ご友人同士と思われる方々が2組、その他ご家族と思われる方々が1組、1人での参加が私ともう1人いる感じでした。

 

さぁ、ここから目的のイタリアへ向けて出発だ!

その前に、せっかくだからワルシャワ空港内の写メも撮っておこうと思い、入国審査の待ちで並んでる時間に空港内の風景写メを撮ったところ、「Hey, you. Come on!」的な感じで入国審査の職員さんから突然声をかけられ、行ってみたら、どうやら写真撮影がNGだったらしく、消すように言われました。

 

幸い、撮った写真を消すだけでOKにしてもらえましたが、後で添乗員さんに聞いたところ、中には入国審査の職員に手を回して不法入国したりする人もいるようで、審査方法や職員の顔などの情報が漏れるとまずいため、入国審査の風景が入っているのがダメなのだろうとのことでした。

場合によっては尋問されることもあるようですが、「あなたは見た目が真面目そうだし、日本人だから見逃してもらえたんだろう」と言われましたw

いやー危ない危ない、一歩間違えたら、中継地点で拘束されて、本来の目的地に行けなくなるところでしたゎw

 

まぁでも、空港内の写真自体は撮っても問題なさそうなので、入国審査を経た後にせっかくなので記念に何枚かパシャリ。

 

 

 

 

そんなことがありましたが、その後は無事にミラノ・マルペンサ空港へ10:30頃に到着。

数十分待ってもスーツケースが出てこないので少し心配になりましたが、無事に出てきたので良かったです。

ヨーロッパで空港職員によるスーツケースの中身盗難が多発しているため、貴重品を中に入れないようにとの忠告がツアー日程表と一緒に同封されていたので、そこだけは少し心配でした。

 

 

 

それからバスでミラノの市街中心部へ移動し、11時過ぎ頃からスフォルツェスコ城を開始地点に現地ガイドさんの案内がスタート。

空港に着いたときは強い雨が降っていましたが、スフォルツェスコ城に着く頃には止んでいたので良かったです。

 

そしてやはり、これまで写真で見たことはあっても、実際にミラノの風景を目の当たりにすると、すべてが新鮮で圧倒され、感動と写真撮影が止まらなくなりましたw

 

スフォルツェスコ城に始まり、街並みはもちろん、スカラ座やそのすぐ近くのアーケード街(ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世)、その先にあるドゥオーモまで、「いつか実際に見てみたい」と思っていた場所を僅か2時間程度で目の当たりにすることができ、これまで味わったことのないような感動の連続でした(笑)

(写真撮影に夢中になりすぎて、ガイドさんの話あまりちゃんと聞いてなかったw)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、13:00過ぎくらいから自由行動になったので、まずはドゥオーモの中へ入場。

やはり、ステンドグラスや尖塔アーチ、柱や主祭壇まで、写真で見るよりも圧倒されるような造りと装飾でした。

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

それから、何かランチでも食べようと思い、Google検索をかけようとしたら、なんと、事前に購入しておいた海外eSIMの設定が足りておらず、モバイルデータ通信ができない状態になっていることが判明。

 

仕方がないので、ガイドブックの地図を頼りに、ミラノ伝統料理のおすすめが記載されているレストランを探して食事。

現在地から徒歩で近くて、かつランチタイムが過ぎていたのでまだ空いているところを探したところ、「リゾット・アッロ・ザッフェラーノ」という伝統料理を食べられる「ナブッコ」というレストランを見つけたため、ここで食事をしました。

石畳の通りに面したテラス席のある、おしゃれでリラックスできるバーのような雰囲気のレストランでした。
もちろん、料理もワインも美味しかったです。

ちなみに、レストランの名前は、ヴェルディのオペラ「ナブッコ」を冠しているようです。

 

あと、このレストランへ行く途中、綺麗なお姉さんに突然声をかけられましたが、その手のスリ(応対している隙に後ろから盗る手口)があることを事前に調べていたため、即行で逃げましたw

 

 

その後、ラファエロの作品等を見ることができるというブレラ絵画館へ行ってみましたが、チケットが売り切れていたため入館できませんでした。

中庭も改修中でまともに見ることができなかったです。

ただ、建物の1Fが美術学校になっており、2Fがブレラ絵画館になっていますが、1Fには入ることができたため、少しだけ見ていきました。

 

 

 

 

 

 

次に、もしスカラ座のオペラを当日券で見ることができたらと思い行ってみましたが、やはり売り切れだったのと時間帯的に無理でした。

 

その代わりに、併設されている博物館のほうへ行ってみました。

年表、スカラ座にゆかりのある歴代音楽家や歌手などの肖像画があったりして、スカラ座の歴史を感じました。

 

また、展示イベントとして、20世紀最高のソプラノ歌手といわれるマリア・カラス様の展示会をやっていました。

こちらも年表を始め、衣装の一部などを見ることができました。

歌と映像も少し見ることができて良かったです。

 

全部見終わった後、出口へ行こうとしたら、上の階から劇場内の歌声が漏れているのが聞こえたので行ってみたところ、なんと、博物館と劇場が最上階で繋がっていて、立入禁止の看板もなかったため、オペラのチケットを持ってない人でもしれっと入れてしまう(?)ような状態になっていました。

 

オペラは見られなかったけど、一瞬だけ漏れている歌声を聴けてラッキーでした。

その時に、スタッフか他のお客さんと思われる女性から「何をしているんですか?(たぶんそう言われた)」と声をかけられましたが、出口を探していて迷い込んだフリをしてごまかしました(笑)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後、集合時間になり、バスでホテルへ移動。

初日の観光が終わりました。

 

ミラノはイタリアの中でも都会だとは聞いていましたが、実際に行ってみた感想は、所々に新しいお店や日本にもあるようなチェーン店(マクドナルド、ユニクロなど)はあるものの、全体的には古き良き建物や路面電車などがたくさん残っていて、それらがうまく調和している感じが良かったです。

 

心残りなのは、チケットを取れなかったため、スカラ座のオペラと最後の晩餐を見られなかったことくらいですね。

もしいつかまた来る機会があったら、是非見たいと思います。

 

ちなみに、この日のスカラ座の演目は「カヴァレリア・ルスティカーナ」と「道化師」でした(どちらもまだ見たことない)。

 

 

 

ホテルに着いた後の夕飯は、近くに開いているレストラン等が見当たらなかったため、ミニスーパー(おそらく個人経営で、日本の業務スーパーを超縮小したようなイメージ)でクッキーとビールを買って食べました。

 

 

 

 

また、ホテルでWi-Fiにつなぐことができたため、eSIMの設定をあらためて確認したところ、アクセスポイント名の設定が足りていなかったことがわかりました。

これを設定したら、モバイルデータ通信ができるようになったのでよかったです。