カフェによくいくくせに
コーヒーをブラックで飲めない
くらっちです。

昔からミルクコーヒー専門ですね。
なんならカフェオレくらい
ミルク率高くてもオッケーかな。

それはそうと、
GWで遠征した京都オープンは
最終戦で現世界キングの伊藤七段と対戦がありました。

石差的に優勝はないけど、勝てば三位は固かったので、
ちょっと慎重になって、最後は時間が足りなくなってやらかしちゃいましたね。

最近、ビックゲームで相当な場数をこなしている
伊藤キングとの経験値の差がありありと感じられました。

最終戦にも関わらずトップテーブルに座ってる私をみて、
何人かの人たちが何事かと驚いてるようで、
とりあえず見せ場を作れたのは満足でしたね。
内容的にも面白い試合だったので
京都まで足を運んだ甲斐があったってもんです。


最終戦の勝負所は以下の局面
黒番(自分)です↓


A B C D E F G H
1 |+|+|+|+|+|+|+|+|
2 |+|+|+|+|+|☆|+|+|
3 |○|●|●|●|◇|◇|●|+|
4 |●|●|●|○|○|○|○|+|
5 |●|●|○|●|○|○|○|+|
6 |+|○|○|●|●|○|○|○|
7 |+|+|○|○|○|●|+|+|
8 |+|○|○|○|+|●|●|+|



白A3→黒A4のあとA6と取ってくるのかな
と思ってたらF2に打たれたところ。

この辺で読みを外してくるのも
さすが伊藤キングですね。
しっかり時間を使わされちゃいました。

左辺に手を付けた方がいいのか
放置したほうがいいのか
あれもいいな、これもアリかななんて
考えちゃうんですよね。

今、冷静に考えるとA2で手得するのが
一番得策だなと思うんですけどね。
G3を白くしてくれればG7の勝負手もありますし、
ほかにこれといって怖い手もなさそうですもんね。

でもなんかこういう形でA2に打つのは
過去に悪いイメージがあって・・・
実戦ではとにかくこの時点でA2に打つっていう構想は
なくなっちゃってましたね。

結局、打ったのはH7。
これはこれでまぁアリってとこでしょうか。



そのあと、右辺の攻防があって
敗着になったのが以下の局面。


A B C D E F G H
1 |+|+|+|+|+|+|+|+|
2 |+|+|+|☆|+|○|+|●|
3 |○|●|●|◇|○|○|●|●|
4 |●|●|●|○|●|●|○|●|
5 |●|●|○|●|○|●|○|●|
6 |+|○|○|●|●|○|●|●|
7 |+|+|○|○|○|●|+|●|
8 |+|○|○|○|+|●|●|+|



もうここまで来たら
さすがに左辺に手をつけなきゃ
マズかったんですよね。
ここで意味のないC2を打ってしまい
逆転されてしまいました。

実戦では白がC1と打ってきてくれたので
再チャンスがめぐってきたんですけど
最後まで左辺に手をつけられず、E2に打ってしまい
しまいには白にA6をとられて
簡明な負け局面になっちゃいましたね。

ここも今更なんですけど
A6で次に白がA7ならG7、B7ならA2で
やや黒優勢ってとこでした。

どっちの局面もそうですけど
辺に手をつけるタイミングって
大事ですよね。
あらためて実感しました。


普段はのんびりしてるので
オセロに限らず
タイミングを逃すことの
多いくらっちでした。

せめてオセロぐらいは
ビシッと決めたいもんですね。