「開封前によくふってください」という表示をたいてい開けちゃってから気づく残念なくらっちです。
缶コーヒーとかね~

そんなときはこぼれないように微妙なシェイクで自己満足します(笑)

それはそうと、
本棚を整理してたら読みかけで放置してあった文庫本が見つかったので、気になって読んでみました。

飛鳥井千紗さん著の
「タイニー・タイニー・ハッピー」




なんかウキウキするようなネーミングにつられて買った記憶があります。
このタイトルはストーリーの舞台になっているショッピングモールの名前なんですよね。

略してタニハピってのもかわいらしいネーミングで面白いです。

内容は8つの短編になってて、それぞれの主人公が自分の悩みと葛藤しながら自分なりの方向性を模索していくって感じです。
それぞれの短編で随所に登場するタニハピのシンボルツリーのイルミネーションが癒やしを提供してくれてホッとします、
できることならリアルに 見てみたいですね。


短編のタイトルがまた変わっててこれって何のこと?(例えば第一話のドッグイヤーとか)
ってのがほとんどだったので豆知識もゲットできてお得な気分です。

ストーリーとしてはこれといった大事件もなく、もうホントに現実にもありえそうな展開なんだけど、
それぞれの短編で登場人物の被った出来事があって、そんな同じ出来事でも人によって感じ方が全然違うのがとても興味深かったです。

微妙なたとえだけど、気分がブルーになって落ち込んだときに、一筋の明るい光を差し込んでくれるようなそんな小説でした。

他の作品も今度読んでみようかな。


明日は久々の川越オセロ大会で賞品など準備中のくらっちでした。

風のうわさでは結構遠くからペアオセロのために来てくれる方々がいるみたいで楽しみですね。