
京都といえば
サスペンスの聖地という
イメージを持っているくらっちです。
訪れると何か事件の予感がするのは
自分だけですかね。
京都オープンは勝ち越しならずで
やや不完全燃焼でした。。
相手のミスに助けられた試合も多かったんですけど
最後は自分がミスしちゃいましたね。
落ち着いて考えればきっちり読みきれた局面だったけれど、
残り時間との兼ね合いもあり難しいもんです。
相手のミスといえば
この前の試合でこんな局面がありました。
次黒番(相手)です。
+ A B C D E F G H
1 |●|●|●|●|●|+|+|●|
2 |●|○|○|●|●|●|●|●|
3 |●|○|○|○|●|●|●|○|
4 |●|●|○|○|○|●|○|○|
5 |●|○|●|○|○|●|○|○|
6 |●|○|○|○|○|●|○|+|
7 |●|●|●|●|○|○|+|+|
8 |○|○|○|○|○|○|○|+|
相手の持ち時間は30秒くらいで
打てる3箇所のうちどれが最善か
読みきるにはちょっと時間が足りない感じ。
こういう局面は直感が一番大事ですね。
ここまで来ると残りはほぼ一本道だから
勝てる手順を見つけられればOK。
ただ運が悪いことに石数が際どい。
正解手順に一発でたどりつくかどうかがカギ。
ここで相手はH7。
次に白H6なら黒G7で中辺とホワイトラインを確保できる
魅力的な手順にみえるんですけど、最後白にg1と打たれたときに
中辺をもっていかれるのが痛くて黒の2石負け。
正解は辺取りのH6で
これなら逆に黒2石勝ち。
ちなみにG7だと引き分け。
白番の自分にとってはついていくだけで
よかったからラッキーでした。
ところで
京都で泊まった河原町周辺は
幕末の舞台になった土地のようで
あちらこちらに史跡があるようです。
ホテルにちょうどその案内図があったので
早速チェックしてみることにしました。
坂本竜馬が暗殺されたことで有名な近江屋跡
新撰組が知られるきっかけになった池田屋跡
などなど石碑があって、建物はのこってないのが残念ですが
歴史的な価値はかなりあるようですね。
一緒に見学したボヤッキーさんは
「なぁんだ、石を見に来たのかぁ」とつぶやき
ちょっとがっかりした様子。
確かに石っちゃー石で間違いないんですけどねぇ。
歴史的に価値あるものも一気に自然物同然に格下げになっちゃいました。
あとは商店街の途中に当然のように
立っている神社が結構あるのに驚きましたね。
なんとなく違和感を感じたんですけど京都では普通なのかな。
思いかけず新撰組にコスプレしてるケンタッキーおじさんを
発見してちょっと面白かったくらっちでした。