息子の転校きっかけ物語。
*その5*から、かれこれ1ヶ月近くも経ってしまいましたあせる

今回が完結編です。
ご興味あれば *その1*からご覧下さい 右矢印Click☆

暮らしを整えるライフオーガナイザー まみですクローバー

私にとって「思考を整えること」
教育を考える機会にもなっています。

子どもにはどんな力を付けて欲しいか?

とてもシンプルな問いに、

自分の頭で考え、
幸せに生きていく事が出来る人になって欲しい。


私の答えは、とてもシンプル。

でも、学校というところは割と複雑です(笑)

*********************
 私の小4の息子は、福井県の勝山市にある
「かつやま子どもの村小学校」に通っています。
住まいは愛知県。月曜日から金曜日までは寮生活です。
電車・高速バス・地下鉄を乗り継ぎ、通学は5時間。
なぜ、その学校へ行くようになったのか?
突如、思いつきではなく、積み重なった思いがあるのです。
ご興味あれば、是非お読みください。
*********************


3年生の2学期になり、息子の質問や雰囲気から
学校への思いが変ってきているのかなと感じるように。

でも語彙力もないし、自分の事をうまく喋るタイプでもないので、
それを訴えたりするような事はありませんでした。

そんな中、
この地域から、かつやま子どもの村小学校へ通っていた子が居る
という話を聞き、通える可能性があるならと、
友人が、運動会へ遊びに行ったのでした。

ちなみに、今年の運動会の様子はこちら右矢印 Click☆

「誰でも参加できて、すごく楽しい運動会だった」
「学校の子ども達が、みんなとっても優しかった」

どんな競技だったか、色んな感想と共に報告を聞き、
学校のパンフレットをもらいました。

私は学校については、この本を読んで予習済み。

きのくに子どもの村の教育―体験学習中心の自由学校の20年/黎明書房

¥2,916
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息子にも「面白い学校があるんだよ」
という話はしていました。

でもやっぱり、

まだ8歳の子どもと別々に暮らす
という事が想像できなくて、

素晴らしい学校という事は分かっていましたが
いろんな情報が断片的で、つながらない状況
にあったと思います。

だから、もらったパンフレットに目を通した後は
深く考えることなく、リビングテーブルに置きました。


息子がそのパンフレットを見つけた時、
それは私が見た事なかった息子の姿でした。

「お母さん、何これ?学校なの?」

日頃はわりと淡々としている子ですが、
すごく興奮して、まさに目を輝かせて
いっぱい質問されました。

「授業で、家とか作るの?」

「どこにあるの?」「福井県?」

「勝山?知ってるよ!えちぜん鉄道の終点だよね!」

「そんな遠い所、どうやったら通えるの?」

「え?寮って何?」「毎日キャンプみたいだね!」

「他にどんな勉強するの?」


とにかくパンフレットを隅から隅まで読み、
本で予習した答えられる内容は答えました。


その日は、当時、楽しみに観ていた番組「ポケモン」の日。

この日も、楽しみに帰ってきて、夕飯を食べて
リビングでテレビを観ようと準備したところで
見つけたパンフレット!

夢中になっていたので、気づいた時には
ポケモンは残り10分ほど。

「ああーーー!ポケモン!!!」

と、かなりショックな様子ガーン

好きな事さえ忘れてしまうほど、
気持ちを奪われたようでした。



「ぼく、この学校へ行く」


これは理屈なしの純粋な子どもゆえの勘だと思います。


子どもは

「学校へ行く」もしくは「学校へ行かない」

という選択肢しかありません。


「行かない」という選択肢を選んだ場合は、

『不登校』というレッテルを張られ、

「学校へ行く」支援をされます。

いやいや、そうじゃなくて
「学校へ行かない」という選択をしたんですから。
支援してもらう意味がわからないと思うのですが(笑)



でも

「違う学校へ行く」という選択肢

があったら、
救われる子が世の中にはたくさん居ると思うのです。

息子は、その選択肢を知ったから、
自分を殺すこと無く居場所を見つけられたと思います。

事前に色々と情報を得て、理事長の堀先生の考え方に100%同意できたので、
本人が行きたいと言うのなら、まずは学校を見に行こうと
すぐに学校へ行く為の準備を始めました。


決めてから入学までは、改めて書きますニコニコ


最後まで読んで下さり、ありがとうございます♪

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