ガハハワーママまでの道のり 転職編
いけのカエルです。
前回の記事では転職活動を始めたことを書きました。
転職か?結婚か?で悩んだ末の転職活動スタートでしたが、
じゃあ結局転職を優先すべき?
という事ではないので、この質問に対する話は後々に回すとして…。
今回はさらっと書いた「転職活動を始めた」に至るまでの
壮大な自分の中での葛藤とその乗り越え方を書きます。
恐るべし!現状維持バイアス
「転職しようかなぁ…」とぼんやり思うことと、
実際に転職活動に踏み出すことには実は天と地ほどの差があるんです。
いざ活動を始めよう!と決めるときに自分の中のもう一人の自分が
入れてくるツッコミが大体以下の4つ。
①最近やなことあったから悩んでるだけで、
本当は大した問題じゃないかも…(問題の過小評価)
②いつかやろう!でも今じゃなくていいよね…?(課題の先送り)
③転職なんて、会社を裏切るつもり?悪いことしてるね…(罪悪感)
④いい会社見つからなかったり、
親とか家族とかに反対されたらどうしよう…(心配の先取り)
そもそも生物学的にも変化を避けて現状維持を求めるようになっている人間。
上の4つのようなささやき(ツッコミ?)を入れられるとあっという間に
現状維持バイアスに囚われてやらないことを選びます。
この4つの強力なブロックはあらかじめ知っておくだけで、
「ああ今ブロックかかってるなぁ」と自覚的になって、冷静に対処できるし、
それぞれこんな感じで立ち向かうことをお勧めします↓↓
①最近やなことあったから悩んでるだけで、
本当は大した問題じゃないかも…(問題の過小評価)
ノートに思いつく限り今悩んでいることを書き出す。
できれば罫線も何も入っていない自由帳みたいなノートで
とことん自由に書く。
大体書き出せたら、色マーカーでカテゴリーごとに○で囲む。
例えば、
・仕事内容 → 黄色
・人間関係 → オレンジ色
・プライベート → 水色
・その他 → ピンク色
この時、できるだけ「その他」には入れないで、
自分の決めたカテゴリーに分類することを意識する。
色分けができたらどの色が悩みの中で比重が大きいのかを確認。
今回は仕事内容が比重大だったと仮定して、
それをさらに「自分で何とかできる問題なのか?」
「自分ではどうしようもないのか?」に分ける。
ここまでやって、「自分ではどうしようもない」ことが多ければ
もうこれは環境を変える(=転職を考える)しか選択肢はない。
(会社や他の人を変える/変わることに期待するのはかなり疲れるか
無駄に終わる可能性が高いので。)
ノートに書きだすなんて一見シンプルだと思いますよね。
でも、問題を可視化して、整理する。それだけでその悩みが
どのくらい自分の頭を占めていたのか分かるし、悩みの性質に
応じた対処法をすることにつながって効果絶大です。
②いつかやろう!でも今じゃなくていいよね…?(課題の先送り)
「いつやるの?今でしょ!」
の名言ありましたよね。
この「今じゃなくていいでしょ」ブロック、私にも超強力にありました。
「最近仕事忙しいし…」「今週末はイベント入ってるし…」
「今は転職市場的にも最適な時期ではないんじゃ…」などなどなど。
でも、このブロックを発動し続けた結果、私に何が起こったかというと、
「転職活動しよう!」→「今じゃなくていいや」
→2週間後→「やっぱり転職活動しよう!」…無限ループ。
つまり行動を何もしていないので2週間ごとくらいに同じ決断をして、
同じブロックをして…の繰り返し。
その間に時間はどんどん過ぎて、年齢を重ね、本当なら他のことに
使えたはずの時間を何回も同じことに使い…モッタイナイ。
誰かの名言にもあったように、
「やらない後悔よりやった後悔」。
行動し始めたら、少なくとも一歩ずつ確実に前進します。
そしてこの強力なブロックに立ち向かうにはとにかく、
他人を巻き込むこと。
とは言っても、転職活動初期は家族にもましてや同僚にも
伝えず始めたい、ということも多いと思うので、
転職エージェントで面談の予約を入れてしまうのが
一番手っ取り早いと思います。
面談の日程を決めて、スケジュールに組み込んだら
嫌でもその日は来ます。
(ちなみに私は面談15分前まで「やっぱりキャンセルしようかな…」
という自分ブロックと戦っていました。笑)
ひとまずは他人との約束を強制力に一歩踏み出すと
次に進んで行ける原動力になるはずです。
長くなってしまったので今日はここまで。
次回は③、④について書きます。