昔から 親に対する不満を友達にちょこっとだけでも言うものなら

「どっこもそんなもんだよ」

「私なんかこんなことあって…ひどいんだから」

とわーっと逆に相手の不遇話をされてしまうことが多かった。

 

しまいには

「甘えてるんじゃない?」とか言われて

「はあ、すいません。わかりやした」

という感じになった。

 

そんなもんかなぁ、とも思ったし、がまんしなきゃ、とも思った。

毒親なんて言葉すらなかった。

 

しかし!50代まで生きてきて

最近では友人の "親との素敵な愛あふれるエピソード"

を聞かされたりして

「…だまされた、バカ正直すぎた」とやっとわかった今日この頃

 

テレビドラマやマンガじゃないんだから

親なんてそんなもんだと思い込まされていた