縁のある文字 | Mother's Dragon美樹のブログ

Mother's Dragon美樹のブログ

私たちは何の為に、地球を選んで生まれて来たのか?
身体・頭・心・魂、全てを使って、地球のルールの中で「魂の学び」をするためにここに来ました。
その学びは、今まで教わった観念や概念とは違い、自分を知り・愛を知り…
もっと生きやすいはず。さあ!始めよう

彼には縁のある文字がある。
彼が今世まで、何度生まれて来たかわかりませんが、この文字は何度も彼の名前として、登場したと想います。
しかし、この文字が彼に幸運を与えている過去世は、私には見当たりませんでした。

話を進める前に、彼の性格とは…
真面目・口下手・職人肌・人の上に立つと言うよりは、人の下で言われた仕事を、黙々と丁寧にこなす。
私が感じた彼は、欲のあまりない人。
しかし、上の人に気に入られたり、可愛がられたりします。
徳の高い人かな、とも思いました。


彼に縁のある文字は「俊」です。
「俊」の持つ意味は、秀でる・優れている
しかし、私の感じる「俊」は、目先が利く・賢いがズルい、そんな風に感じます。


彼にとっての「俊」と言う文字は、人から誤解される・いわれの無い怨みをかう。そんな負荷を背負わされる文字のようです。


ここからは、彼の過去世です。
その時の名前にも、「俊」が関わっていたようです。
彼は陶芸を学んでいる青年です。
師匠の下で、黙々と下働きから、掃除・夜通しの焼き窯の火の番、キツイ仕事でも何でもやります。
彼は陶芸の仕事が好きだった。だから、ここでの仕事は楽しかったのでしょう。
そんな文句一つ言わずよく動く彼を、師匠はよく使います。
それが、仲間のひとりには面白くなかったのでしょう。


ある晩、窯の火の番をしていた彼の背後から、彼を良く思っていない仲間が近づき、薪で彼の後頭部を思いっきり殴りました。彼は、そのまま床に倒れ込みました。

次の朝、彼は気がつきました。
死んでなかったのです。でも、誰かに殴られた事は、覚えていました。
フラフラと起き上がり、火が弱まっていたので、すぐに薪を足してそのまま仕事を続けました。
その日の仕事を終えて、自分の部屋に戻り昨夜のことを考えました。彼は、誰が自分を殴ったか分かっていたのです。
自分の背後に向けて歩いてくる足音に、聞き覚えがあったからです。(この過去世では、犯人のその人に対する強い思いは、残ってはいませんでした)
それを、思いながら寝て、二度と目を覚ましませんでした。


この過去世で、今の彼の中に残ったモノは、3月になると頭が痛い・食事をするときでも自分の後は壁でないと、安心して食事が取れない。自分の後に立たれるのがため。

そして、今世も上の人に取り入るのが上手いと、陰口を言われる。自分は、そんなことしていないのに…


今回は、こんな解決策を提示しました。
自分の過去世を知ったことによって、毎年起こる頭痛の原因も分かったので、次の年は起こらないか・今回は理由を知っているから、痛みというカタチで教えてくれなくても、もう大丈夫と自分に言えば良いでしょう。

背後に立たれるのがため!は、完全に取るのは難しいと思います。
しかし、何故という疑問は無くなりました。
「知る」と言うのは凄いことで、彼は知らなかった世界には、もう戻れないのです。
今、彼がいる世界は何があったか知っている世界です。それだけで、いろいろ変化はあると思います。

それから、もう一つ「俊」の入った名前、今回、私は彼に「一俊」読みがなは「いちしゅん」お坊様のような名前を提案しました。
お坊様のような名前を、欲や煩悩を捨てた名前。これを紙に書いて、お財布の中にでも入れて、そのエネルギーで生きたら、つまらない誤解を受けなくてもすむかもしれません。

これが、今回のお仕事でした。