>>>0600 司令室

 

 

キーッ

 

千代田「....何してるの提督?.」

 

提督「ブーメランって知ってるか?」

 

千代田「それで、いったいどうしたのさ提督。こんな時間から仕事してさ。」

 

提督「ひとつ間違いがあるか訂正しておく。”から”じゃなくて”まで”だ。」

 

千代田「提督、寝てないの?」

 

提督「ん、目が冴えちゃってな。」

 

千代田「今日の予定は?」

 

提督「朝礼なしの0745始業、0815遠征班の見送り、0900より他鎮守府との演習が二戦。これが遊一と遊二。両方終わって1230予定。で午前終了。」

 

千代田「ん、午後は?」

 

提督「演習班ほ疲労にもよるけど、1400から第三教室で反省会、1500から遊一と遊二で演習。旗艦にレポ上げてもらうつもり。で、何事も無ければ1800終業。」

 

千代田「すると、始業までに一通り書類に目は通した方がいいわね。頭動く?」

 

提督「なめんなよ?」

 

千代田「心配してるんです。」

 

提督「珍しいよな、千代田がそんなこと言うなんてさ。」

 

千代田「お姉ぇが居ない間に酒の味を覚えこませた変態に言われたくないわね。」

 

提督「うるせぇ。散々人のこと間違える上にため息まで吐かれやってられっかよ。」

 

千代田「それでも働かなくちゃお給料でないもんね?」

 

提督「ぶっちゃけ、今の貯金なら一人分位の戸籍とその他もろもろなら準備できそうだわ。」

 

千代田「あぁ、艦娘には無いですもんね、戸籍とか人権とかw」

 

提督「笑い話じゃないから、どうにかしなくちゃいけないとは思ってるよ。」

 

千代田「提督の周りってそういう人多いですよね?」

 

提督「そこまで殺伐としてないだけだよ。」

 

千代田「ふーん。」

 

提督「千代田。書類できたから工廠まで新造艦しに行くけどどうする?」

 

千代田「なら、御一緒しようかな?」

 

提督「250・130・200・30の潜水艦レシピだ。行くぞ」

 

千代田「はい!」

 

 

 

秘書官千代田-END-