>>>1900 提督自室

 

球磨「クマー、人形じゃない球磨ー」

 

提督「いきなりどうした球磨?」

 

球磨「妹たちが球磨を着せ替え人形にするクマ。匿えクマ。」

 

提督「だからって俺の自室に来るなよ.....なんもねーぞ?」

 

球磨「下手に出歩く方が危険だクマ。仕方ないから勘弁してやるクマ。」

 

提督「おいこら。」

 

球磨「冷蔵庫の中に何か入ってないのかクマ?」

 

提督「おい、実害がなさそうだから追い出すぞ?」

 

球磨「......流石に冗談だクマ。」

 

提督「で、んな退屈なところでどうすんだ?」

 

球磨「しりとり。」

 

提督「んぁ?」

 

球磨「しりとりだクマ。ほら、りだクマ。」

 

提督「り、りー...リス」

 

球磨「すいか」

 

提督「からす」

 

球磨「すずめ」

 

提督「メス」

 

球磨「スロバキア」

 

提督「あー、あ...アリアドス」

 

球磨「スイーツ」

 

提督「づす」

 

球磨「づすってなんだクマ?」

 

提督「和菓子。」

 

球磨「一つ賢くなったクマ。すめし」

 

提督「しーすー」

 

球磨「もう一回言ってみるクマ。」

 

提督「しーすー。とある業界でお寿司のこと。同じような言葉に銀座を意味する”ザギン”と女性を意味する”ちゃんねー”があるよ。」

 

球磨「クマー。す...すざく?」

 

提督「くず。漢字では”葛”、秋の七草の一つで、遠藤豆の親戚。」

 

球磨「屑いクマ.....ズッキーニ」

 

提督「ニーズ。意味は必要とされるもの。」

 

球磨「ず...ズボン!っあ」

 

提督「はい、球磨の負けね。」

 

球磨「納得いかないクマ!納得のいく説明を求めるクマ!」

 

提督「一般的に、しりとりはんがついたら終わり。だからお前の負け。なんなら、最後をんで〆るのOKにして、制限時間でもつけるか?」

 

球磨「ク.....クマー...」

 

提督「すこし夜風に当たりに行くけど、お前どうする?」

 

球磨「.....妹たちが怖いからここで待ってるクマ.....」

 

提督「そうか、じゃあすこし出てくるな。」

 

球磨「いってらっしゃいクマ!」

 

提督「ん。」

 

 

ギギィ.....カタンッ

 

提督「......多摩の番号は、っと。」pipipipipi.....

 

提督「おう、多摩か?」ハイ、タマデスニャ

 

提督「俺の私室にお前らの姉貴居座ってるから引取りに来てくれ。」アー...リョウカイニャ

 

提督「あとお前ら、球磨のこと着せ替え人形にするの止めてやれ」...?ナンノコトダニャ

 

提督「球磨がお前らが着せ替え人形にしてくるって俺に言って来たぞ?アァ、ソレウソデスニャ

 

提督「はい?」コノマエノシマイカイギノギダイダニャ

 

提督「まぁ、ならいいんだ。球磨の引取りよろしく頼んだ。タノマレタニャー.....pi

 

 

 

 

提督「釣られたクマーw.....はぁ。」

 

 

 

 

秘書官球磨-END-