響「司令官、ポーカーでもしようか。」

 

提督「勤務時間中だ、働け秘書官。」

 

響き「親は私でいいかな?」

 

提督「話しを聞けロシアかぶれ。」

 

響「そうだね、賭けでもするかい?」

 

提督「よし乗った。」

 

響「......司令官の性格は大好きだよ。」

 

提督「お前から言い出したんだからやっぱ無しとかは無しな。」

 

響「それで、なにを賭けるんだい?」

 

提督「次の休み合わせとくからな、一日空けとけ。響は?」

 

響「なら、私もそれでいいかな。覚悟してよね?」

 

提督「コインは?」

 

響「100づつでいいだろう?」

 

提督「神よ…オレを祝福しろっ…!」

 

響「私はバクチ打ちだ...「誇り」がある。負けたものは必ず払います。負けんがね

 

提督「お前、わかっていてるのか?」

 

響「ジョジョは負けないさ。仮に天才が相手でも。」

 

提督「だから気に入った。」

 

 

 

>>> 全 略 <<<

 

 

 

響「な、なぜだ...この響が.....なぜだッ!?」

 

提督「テメーの敗因は...たった一つだぜ......HIBIKI...」

 

提督「たった一つのシンプルな答えだ.........」

 

提督「『てめーは執務をサボろうとした。』」

 

響「Ураааааааа!!!!!!!!」

 

提督「よし、仕事するぞ。」

 

響「敗者はおとなしく、勝者の言うことを聞くよ。」

 

提督「なら、お前しばらく賭博禁止な。」

 

響「......君は何を言っているんだい?私の名前を忘れたのかな?」

 

提督「お前の信頼は日常業務と人間性で博打の腕は信頼できないな。」

 

響「.....博打打の本気を見せてあげるよ。250・130・200・30でいいかな?」

 

提督「書類準備するから5分待て。」

 

響「Спасибо(ありがとう)」

 

 

 

>>>工廠

 

響「Ураааааааа!!!!!!!!」

 

一回目:「オレの名は天龍。フフフ、怖いか?」

二回目:「はーいっ! 衣笠さんの登場よ! 青葉ともども、よろしくね!」

三回目:「川内、参上。夜戦なら任せておいて!」

四回目:「駆逐艦島風です。スピードなら誰にも負けません。速きこと、島風の如し、です!」

 

 

 

>>>司令官室

 

響「ほら、司令官!見てくれたかな!!」

 

提督「ここ一番で運がいいのは認めよう。」

 

響「島風だけじゃなくて衣笠もだよ!どうだい!!」

 

提督「これ認識を改めなくちゃいけないかもなぁ...」

 

響「これが博打打の新の力だよ!ダービーさん、響はやったよ!」

 

提督「そいつ、ここ一番の勝負で負けたじゃん。」

 

響「そういうところも含めて彼の魅力なんだよ。」

 

提督「そんなもんなのか?」

 

響「勿論だよ!」

 

提督「とりあえず、ありがとな響。」

 

響「あ、えっと。礼には及ばないさ、当然のことをしたまでだよ.....///」

 

提督「なら、俺も上司として当然のことでもしてやらないとな。なにがいい?」

 

響「えっと、それなら......」

 

 

 

 

 

響「また一緒にポーカーでもしてくれるかな?」

 

 

 

 

秘書官響-つづく-