1978年
香港
原題も「酔拳」。
酒に酔えば酔うほど強くなる、酔拳で仇敵を倒すカンフー映画。
ジャッキー・チェンが1970年代に次々と主演した映画の中で、最も高い興行収入を上げた作品。
アジアやヨーロッパ各国でも公開され、日本でも初めて公開されたジャッキー主演の作品で大ヒットを記録した。
ジャッキー・チェンのカンフー映画を代表する、今なお語り継がれる作品である。
あらすじ
武術道場の息子フェイホンは武術の心得はあるものの、怠け者で町でたびたび問題をおこす放蕩息子だった。
見かねた父親は、武術の達人として名高い蘇化子を招きフェイホンを修行に預ける。
蘇化子の修行は厳しく、フェイホンはたまらず逃げ出してしまう。
そんな彼が町で悪名高い殺し屋の鉄心と遭遇し、持ち前の正義感から戦いを挑む・・・
フェイ/ジャッキー・チェン
蘇化子/ユエン・シャオティエン
兄弟子/ディーン・セキ
ストーリー ★★★
映像 ★★★
キャスト ★★★
ジャッキーカンフー度 ★★★★
ネタバレ!
フェイホンは鉄心に完敗し屈辱を味わう。
そして師の元に戻り、心を入れ替えて再び修行に励んだ。
やがて奥義「酔八仙拳」を教わる。
そんなある日、父が殺し屋の鉄心に狙われる。
間一髪で父の元へ駆けつけたフェイホンは、鉄心と再戦。
習得した「酔八仙拳」で鉄心と渡り合うも、本気の鉄心は「幽霊影無手」を繰り出しフェイホンは苦戦する。
最後は自己流の酔八仙拳を編み出し、見事鉄心を撃ち破った。
ジャッキー・チェン主演のカンフー映画といえば「酔拳」。
70年代ジャッキーのすべてが詰まっているので、この作品を抑えておけば充分満足できるオススメの1本。
逆をいえば「酔拳」を先に観てしまうと、他の作品はやや物足りなくなってしまいます。
時間がないという方は「酔拳」を観て、次は80年代へ移るといいでしょう。
「酔拳」まめ知識
・1978年「スネーキーモンキー 蛇拳」と同じ監督で、キャストも主演(ジャッキー・チェン)、師匠(ユエン・シャオティエン)、兄弟子(ディーン・セキ)、敵役と配役がすべて同じ。
・師匠役のユエン・シャオティエンは香港映画界初の武術指導者で兼俳優、監督のユエン・ウーピンの父親である。
・酔拳は実在する中国拳法のひとつだが、映画のような技とはまるで違う。
・映画はアジア各国で大ヒットし、台湾・韓国・マレーシア・シンガポールでは当時の歴代最高興行収入を記録した。
・漫画家、鳥山明は「酔拳」を観て「ドラゴンボール」の着想を得たとインタビューに応えている。
