本日は頸部です。
人体において頭(頭部)と胴体をつなぐ部位です。
首こりは、何らかの原因によって血液の循環が悪化することがもっとも大きな原因です。
血液の循環が悪化すると、筋肉に酸素が行き渡らなくなり、乳酸などの老廃物が溜まり、
その結果、筋肉が硬直して正常な筋肉の伸び縮みができなくなり、首こりに繋がります。
この場合、首周辺の血液だけなく、身体全体の血液の循環が関係していますが、
特に首周辺の血管は、脳に血液を送る重要な血管ですので、首周辺の血液循環が悪化すると、脳への酸素供給も低下し、
首こりだけでなく、頭痛・集中力の低下・不眠・イライラ感・めまい、などの症状がでやすく、この状態が長期間続くと、「脳梗塞」の危険性も高まります。
首から肩にかけては多くの筋肉があり、それらの筋肉が「3~5kg」といわれている頭の重さを支えたり、
腕を動かすために働いているので、首から肩にかけての筋肉はとても疲労が溜まりやすい場所です。
最近はパソコンが普及し、仕事などでパソコンの作業を長時間行っている方も多いと思います。
しかしパソコンなどのデスクワークで長時間同じ姿勢で作業したり、無理な姿勢を長時間していると、
筋肉の伸縮が行われないので血液の循環が悪化し、筋肉への酸素不足となり、首こり、肩凝りへ繋がります。
また首の骨(頚椎)は緩やかに曲がっているのが正常で、曲がっていることによって首の負担を軽減させているのですが、
デスクワークなどで前傾姿勢を長時間続けていると、首の骨がそのまま固定され、
真っ直ぐになってしまい、首の負担が増加してしまうのです。この状態は特に「ストレートネック」と呼ばれています。
正しい姿勢で作業を行っても、同じ姿勢で長時間作業すると筋肉の緊張状態が続くのですが、
特に無理な姿勢、前かがみ、猫背(悪い姿勢)で作業を長時間行うとより負担が大きくなるので注意が必要です。
現代人は、「パソコン・ゲーム・携帯電話」など、眼が疲れる生活を送ることが多く、眼に疲労が溜まると血液の循環が悪くなり、
首こり、肩こりの症状に繋がってしまいやすくなります。
首凝りに限らず、さまざまな病気の原因となっている「ストレス」。
ストレス、不安、緊張が続くと、交感神経が優位になり、血液の循環が悪くなり、
筋肉に酸素が行き届かなくなりますので乳酸などの老廃物を排泄できなくなり、筋肉が硬直し、首コリの症状として出てきます。
男性に比べ女性に肩こり、首こりの悩みを抱えている人が多いのは、女性が男性に比べて筋力が弱いことが原因だと考えられています。
特に肩、背中の筋力が弱いと、日々の生活の中で首、肩にかけての筋肉に負担がかかりやすくなり、疲労が溜まり、首凝りに繋がってしまいます。
現代人は、睡眠不足(ストレス)、寝る前の暴飲暴食(内臓に負担)、長時間のパソコン、テレビゲーム(長時間の同じ姿勢)など、
生活習慣が乱れている方が非常に多く、このような生活を続けると、血液循環の悪化、筋肉の酸素不足を招いてしまい、首こりに繋がります。
生活習慣の乱れは、首こりだけでなく、さまざまな病気、
症状の引き金になってしまいますので、現代人にとっては難しいかもしれませんが、普段から規則正しい生活を心がけましょう!