ある雑誌の短編小説で読んだ話
#ちょっと長いです![]()
カップルの会話。
男:『空って、なんであんなにキレイで青いか知ってる?』
女:『わかんなーい』
男:『空が青いのはさ、空気中に塵(ちり)があるからなんだって』
女:『???』
男:『要するにほこりだよ。そのほこりに光がぶつかってさ、それが青い色になるんだって』
女:『へー』
男:『ってことはさ、もし空気が完璧にきれいで、全く塵なんかなかったら、あんなに青くは見えないってこと』
女:『詳しいね』
男:『で、それ聞いて人間関係とか仕事とかも同じじゃないかって』
女:『へ?』
男:『スムーズじゃなくってさ、いろいろぶつかり合いとか、汚いこととか。いろいろ嫌なことがあるからこそ、人間関係とか仕事とかって、美しいんじゃないか、なんてよ』
男:『わかりあえなかったりさ、誤解とかさ、妬みとかさ。そういうのがすっかりなくなっちゃったら、きっとえらくつまらないぜ、人生なんて』
いやなことがあるから
楽しいことがより楽しくなる。
ずーっと好きなことばっかやってても
いづれつまらなくなると思う
と思って仕事すれば
ちょっとは楽になるのでは?
なーんて思いながら仕事してたkunyでしたー